
TBS系で放送中の山田裕貴主演ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』第6話の放送に向けて、宮﨑真佐子プロデューサーからコメントが寄せられた。
参考:『ペンディングトレイン』最後は何人が元の世界へ? 第1話を見返して気になったポイント
本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルのヒューマンエンターテインメント。『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)や『着飾る恋には理由があって』(TBS系)の金子ありさが脚本を手がける。
主演を山田が務めるほか、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子らがキャストに名を連ねる。
直哉(山田裕貴)たちが、5号車と共に見知らぬ世界に“ペンディング”された6号車の乗客のリーダー・山本(萩原聖人)から荒廃した世界になった経緯を聞き、元の時代に戻りたいと強く願い始めた第5話。そんな矢先、6号車の乗客たちが5号車付近で怪しげな行動をする姿を目撃。元の時代に戻る方法を協力して探そうと提案してきた山本だったが、果たして本当の目的は……。
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宮﨑プロデューサーは第6話について、「泣いてしまいました」と明かし、「私たちが職場や学校で、自分は役に立てているのか、自分の存在意義みたいなものをふと感じる瞬間があると思うのですが、米ちゃんはまさにそういう青年で、そういう部分を藤原さんがとても繊細に演じてくれています」と米ちゃん役の藤原を絶賛した。
●宮﨑真佐子(プロデューサー)コメント
今回は、いつも明るくてムードメーカーだけど、実は自分には何もできない、いいところが何もないと思っている藤原丈一郎さん演じる米ちゃんから見たお話です。
米澤は過去に何か認められたことがなく、自分には才能がない、この電車の中にいても自分ができることはなんだろうと常に自問自答しています。私たちが職場や学校で、自分は役に立てているのか、自分の存在意義みたいなものをふと感じる瞬間があると思うのですが、米ちゃんはまさにそういう青年で、そういう部分を藤原さんがとても繊細に演じてくれています。ラストの方に米ちゃんの見せ場があるのですが、撮影していて見ているこちらが泣いてしまいました。
さらに今回の見どころは、5号車と6号車の戦いシーンです。このシーンは三日間かかって撮影をしました。キャスト総勢100名ほどで作り上げたこのシーンから、ぜひ何かを感じ取ってもらいたいです。
そして、ついに元の世界へ戻る方法や、直哉・優斗・紗枝の三角関係も大きく動き出します。ここから怒涛の後半戦、さらにさらに盛り上がっていきますので、ぜひご乗車ください!
(文=リアルサウンド編集部)