「日本がヤバい!」と言われ始めてしばらくたつが、本当にヤバくなってきた。国が貧乏になると悪いことしか起きないのだ。「日本のヤバい現場」第1弾は繁華街。各地で目を覆いたくなるような犯罪が頻発している。日本に住んでいる身として、知っておいて損はない。
◆北海道ニセコのリゾートが「日本のゴア」と呼ばれる日
昨年の水際対策の大幅緩和以降、インバウンドが一気に回復を見せている。
北海道のニセコはパウダースノーで有名な外国人スキーヤーに人気のリゾートだ。香港ではニセコ地区への投資がブームになっている。高級ホテルも続々と開業し、高級コンドミニアムの売れ行きも好調だ。
◆“路上飲み”がニセコに滞在する外国人の楽しみに
そんなニセコで今、「あるもの」の需要が高まりつつあるという。都内に住む大麻愛好家の男性が話す。
「日本では容認されていますが、実は欧米の国では路上で酒を飲むことが禁止されていることが多いんです。そんな理由から“路上飲み”がニセコに長期滞在する外国人たちの楽しみのひとつになっていたのですが、それだけでは満足できない人たちが増えてきているようです」
◆大麻、コカインまで…
一番人気は大麻だ。その次にコカイン。アジア系の観光客は数日で帰国することが多いが、欧米系の観光客は長期滞在する傾向にあるそうだ。
カナダやアメリカやオランダなど本国で大麻が合法化されている人たちは、ニセコの大自然の中でも楽しみたくなるのだという。
「彼らの中にはすでに“愛好家コミュニティ”ができ上がっています。このコミュニティがさらに広がれば、ますます需要は高まっていくはずです」
かつてインドのゴアは「ヒッピー天国」と呼ばれていた。ニセコが「日本のゴア」と呼ばれる日も近いかもしれない。
取材・文・撮影/SPA!危ない繁華街取材班 写真/Getty Images 写真AC
―[[この繁華街]が危ない!]―
北海道のニセコで大麻・コカインに溺れる外国人観光客たち。“愛好家コミュニティ”まである実情
2023年5月27日