VR46のルカ・マリーニはMotoGP第5戦フランスGPでクラッシュ。その結果、右手首を骨折していたことが分かった。
27周で行なわれたフランスGP決勝の6周目、アレックス・マルケス(グレシーニ)は、マリーニと結果的には勝者となるマルコ・ベッツェッキのVR46のふたりを追いかけていた。
マリーニはベッツェッキとポジションを激しく争う中、ターン4で内側の縁石に乗ってしまい、フロントエンドのグリップを失った。マシンの体勢を立て直すことができたように見えたマリーニだったが、一気にスピードを失い、真後ろにいたマルケスは避けきれず追突してしまうことになった。
これで両者はクラッシュ。精密検査の結果、マリーニは右手首の大菱形骨を骨折していたことが判明した。
チームには治療のために手術は必要ないと説明しており、今後は医師による経過観察となるが、6月11日のイタリアGP出場には影響がないと見られている。
【MotoGP】ルカ・マリーニ、フランスGPクラッシュで右手首を骨折。次戦イタリアGPには影響ない見込み
2023年5月26日