同ドラマは、教師から警察官に転職という異色の経歴を持つ横浜みなとみらい署(旧・桜木警察署)強行犯係所属の情熱あふれる刑事・仲井戸豪太(桐谷)を中心に、刑事と検事と判事(＝裁判官)が繰り広げる大人のビターな群像劇を、サスペンスとユーモアで描写。主演・桐谷×脚本・福田靖氏の強力タッグが送る新感覚ドラマ。
■「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」第7話のあらすじを紹介
交番巡査・田口健介(湯江タケユキ)はパトロール中、首輪をつけた柴犬とすれ違う。その犬は管轄内の住人・水原多恵(丘みつ子)の愛犬・小太郎。けげんに思った田口はすぐさま多恵の自宅へ。荒らされた居間で手足を縛られている多恵を発見した直後、何者かに背後から襲撃されてしまう。
犯人は宅配業者を装った男で、多恵の家から現金20万円と仏壇の金製おりんを強奪。事件発覚直前に田口が家の前で目撃していたワゴン車に乗って、逃走したと考えられる。だが、物証からは犯人の特定が難しい上に、ワゴン車の足取りもつかめない状況に。
犯人を取り逃して自責の念に駆られる田口のためにも、横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・仲井戸豪太(桐谷健太)らは全力で捜査を展開。やがて盗まれたおりんが質屋で見つかるが、売りに来た男・釧路諸介(オラキオ)の姿を防犯カメラで確認した途端、豪太の顔色がさっと変わる。
■強行犯係新係長・目黒に「不正疑惑」が浮上
一方、強行犯係の新係長・目黒元気(磯村勇斗)も“まさかの事態”に直面する。以前、取り調べた傷害事件の被疑者が、起訴後に容疑を否認。目黒は冤罪を主張する担当弁護士・松平修二(神保悟志)から「強引な取り調べで自白させた」と難癖を付けられ、“検察側の証人”として出廷することになった。
しかも、松平はなずる賢い手法で、これまで何人もの検事を苦しめてきた敏腕弁護士。さらに裁判長は目黒が思いを寄せる、“鋼の判事”諸星美沙子(吉瀬美智子)だった。目黒は美沙子の元カレでもある検事・二階堂俊介(北村有起哉)に呼び出され、苦戦必至の反対尋問に備えて練習を始める。
■街に愛され、街を愛している男・田口健介
第7話の見どころとなるのは「街に愛さている交番巡査・田口健介(湯江タケユキ)の活躍」「目黒(磯村勇斗)の不正疑惑」である。第7話では、いつも以上に田口の活躍を見ることができる。田口は、出番は少ないものの、事件に遭遇したり、犯人らしき男を見つけたり、豪太ら強行犯係にとって、重要な人物だといえる。
そんな田口は第7話では、パトロール中に犬を見掛けたことで、ある事件に巻き込まれてしまう。普通であれば犬を見掛けたら飼い主を導き出すのに時間がかかるが、田口はすぐにその犬が「小太郎」という名前であり、飼い主は水原多恵(丘みつ子)であることまで把握していた。
多恵に何かあったのかと考えた田口は多恵の元に急いで駆け付ける。田口は荒らされた居間で手足を縛られている多恵を発見した直後、何者かに背後から襲撃される。その後、病院で田口は、後輩である豪太に対し、気丈に振る舞いながら冗談を言いつつも、犯人を取り逃がしてしまったことを悔いて、苦い表情を浮かべる。
その田口のために豪太が奮闘する姿や、これまで田口がどのように街の人と関わってきたのかが垣間見える瞬間があり、田口ファンにとっては神回ともいえる第7話になっている。
■目黒ファンにとっても貴重な第7話
そして、忘れてはいけないのは「目黒の不正疑惑」である。取り調べた傷害事件の被疑者が、起訴後に容疑を否認した結果、目黒は冤罪(冤罪)を主張する担当弁護士・松平修二(神保悟志)から「強引な取り調べで自白させた」と難癖を付けられ、“検察側の証人”として出廷することになる。
「警察官襲撃事件」と「強盗事件」を捜査する中、目黒は思いを寄せている美沙子(吉瀬美智子)の元カレでもある検事・二階堂俊介(北村有起哉)に呼び出され、苦戦必至の反対尋問に備えて練習を始める。いつも冷静な目黒が動揺し、声を荒げるシーンなどもあり、目黒ファンにとっても貴重な第7話と言える。
「目黒の不正疑惑」「誘惑」という予告を見た視聴者からは「え！大丈夫なの？」「目黒くんになら誘惑されたいけど…」という声が上がった。さらに、弁護士として神保悟志が登場することが分かると、「目黒くん…勝てるのか？」と不安な声が上がる一方で、「目黒くん好きだけど…神保さんが好きなの…ごめん」「神保さんが出るなら見ます」「毎回出てください」と今後のストーリーでも神保の出演を願うコメントが寄せられた。
また、三角関係が気になる所。ひょんなことから、美沙子と二階堂の関係性を知ってしまった目黒は、二階堂との接近をどこか気まずく思っているような描写が。美沙子に引かれつつも、どうしても二階堂の気持ちが気になる目黒が、コロコロと表情を変えるシーンも見どころと言える。
