
秋田県潟上市では4月25日、明け方にかけて氷点下の状態が5時間以上続いた。例年より10日ほど早く満開となっていたナシの花は霜にあたり、ゆくゆくは実となる部分が茶色く枯れてしまった。
【映像】“季節外れの霜”で枯れたナシの花
「花芽が枯れてしまったカスがついていて凍ってしまった。今回は想像を絶する温度だった。つぼみだと低温でも耐えられるが、満開だと気温の影響を受けてめしべが死んでしまう。いつもは(満開は)5月の連休明け。今回はすごい被害」(加賀谷果樹園・加賀谷敏彦さん 以下同)
被害を免れたものと比べると、本来あるはずの小さな実が全くないことが分かる。加賀谷果樹園では、ナシの約9割が被害を受け、ほぼ全滅した。他にもリンゴやキウイも7割ほどが被害を受けたという。
「もう完全にギブアップ。何をしようとだめ」
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続けて、加賀谷さんは「果樹農家はどこの産地も高齢の農家が多い。産地崩壊のきっかけになってしまう可能性がある」と懸念を明かした。
今年秋の収穫量は大幅に落ち込むことが避けられないなか、来年以降は農家の廃業に危機感を募らせている。(『ABEMAヒルズ』より)