すでにU-20世代の主力に
アルゼンチンで始まったU-20ワールドカップ。グループステージ第1節で大きな注目を集めたのは、D組のイタリアVSブラジルだろう。
このグループはイタリア、ブラジル、ナイジェリア、ドミニカが同居しており、なかなかに厳しいグループだ。その中でも、タレント揃いなイタリアとブラジルの一戦はいきなりのビッグマッチだ。
試合は3-2でイタリアが制したのだが、このゲームに17歳ながら先発したのがウディネーゼ所属のイタリア代表FWシモーネ・パフンディだ。
A代表のロベルト・マンチーニ監督も期待を寄せるパフンディは、早くもイタリアのメッシと注目されている。ブラジル戦でゴールは生まれなかったが、U-20のカテゴリーでインテルのFWフランチェスコ・エスポジトと並んでイタリア最年少の17歳で選出されているのは見事だ。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、パフンディが憧れているのはメッシだ。まだまだ改善すべき点があると語っているものの、将来が楽しみすぎる選手だ。
「僕は最年少ではあるけど、常に年上の選手たちとプレイしてきたから問題ない。刺激ももらえるしね。個人的には、まだまだフィジカル面が足りない。オフ・ザ・ボールの動き、守備のポジショニングも改善しないといけない。アイドル？ ただ一人、メッシだよ」
パフンディも166cmと小柄なアタッカーだが、イタリアサッカー界を背負う逸材となっていくのだろうか。
