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松崎しげる「僕はまだケツの青いガキ」ジャズイベントに意気込み 由紀さおりも「私が出てもいいのかな」

リアルライブ

 歌手の松崎しげると由紀さおりが22日、東京・帝国ホテルで行われた「インペリアル ジャズ2023」プレス説明会に出席した。

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 日本を代表するジャズミュージシャンが出演する同イベントは、帝国ホテルが主催する屋内型ジャズイベント。2004年から開催されており、2023年は4年振りにコンプレックス形式(回遊型)にて、大阪で8月11日、東京で8月14日に開催される。また、8月13日には、帝国ホテル 2代目本館である通称「ライト館」の開業100周年記念企画として、ディナーショー形式での「~100年の時を超えて祝う~ライト館×インペリアルジャズ」も開催される。会見には、出演者の阿川泰子、北村英治、寺井尚子、高木里代子、外山喜雄、M&Kほか、イベントプロデューサーの奥田英人(ザ・ブルースカイオーケストラ リーダー)も登壇した。

 壇上では報道陣向けのミニライブも行われ、松崎は先輩ジャズミュージシャンの生演奏を袖で聴きながら感無量の表情。「どこからがジャズどこからがジャズではないのか、僕にはわかりません。でも、(自分の取り組む)音楽の延長で(今日の)先輩たちの音を聴いて僕も育ちました。さっき、後ろの溜まりで先輩たちの話を聞いて、やっぱりすごいなって思わされました。音楽の生き字引だと思います」と先輩出演者を絶賛する。

 松崎は「僕はまだまだケツの青いガキ。楽屋でびっくりさせられる今日この頃でしたが、本番は自分を出せるように曲を抜粋して頑張りたいと思います。挑戦です。バンドをやって、ソロ歌手になって55年。ステージは生き物だと思います。その中でどれだけエキサイトできるか。僕自身も楽しみです」と意気込む。

 また、ビッグバンドの魅力についても「ビッグバンドは僕らの夢。歌の周りに風景を作ってくれる。今の音楽のベタッとした音よりもずっと温かみがあると思います。聴いていただけると、イントロだけで鳥肌が立つんじゃないかな。その中で自分も歌えるのは幸せだなって思います」と話す。

 由紀も「私が出てもいいのかなって。半信半疑が正直なところ」と述べ、「若い頃、大人の歌い手をめざしていた時に、当時のディレクターから、もっとリズミカルなものを身につけないといけないんだよって言われて、学校の授業が終わって制服のままジャズの先生のところに通ったのを思い出します」と自身とジャズの出会いを回顧。

 「先生からジャズはここ(教室)で歌ってもうまくならない。お客さんの前で何度も歌って自分のジャズが出てくる。本当に歌いたいならお客の前で歌わないといけないよって言われて、銀座のキャバレーのビッグバンドの練習に参加させてもらったんです。それが私とジャズとの出会い。その後も大好きで、いろんな方のジャズを聴いています」としみじみと述べる。

 また、由紀は「ここまで歌ってきて、今、この年になって着物着て三味線弾いてジャズを歌うというのにチャレンジしたい」とも述べ、「最近の音楽も嫌じゃないけど、ジャズには余韻、響き、残響感とか、最近の音にはない魅力があると思います。人間の呼吸そのものが音になる。そこに参加させてもらえてすごく嬉しいです。生の音の暖かさ、鋭さを皆さんにも感じて欲しい」と呼びかけていた。

(取材・文:名鹿祥史)
 
   

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