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「新庄監督が戦い方を変えたのが大きい」 借金9→4で4位浮上の日本ハム、なぜ好調?識者の見立ては

J-CASTニュース

日本ハムが上昇気流に乗っている。

今季は2023年3、4月は9勝16敗と大きく負け越して最下位に低迷していたが、5月は22日までで10勝7敗と奮闘。今月17日の西武戦(エスコンフィールド)から今季初の4連勝を飾るなど、最大借金9を4まで減らして4位に浮上した。

「春先は歯車がかみ合わなかった」

スポーツ紙記者は、チーム状況が好転した理由についてこう語る。

「新庄剛志監督が戦い方を変えたのが大きい。就任2年目の今季はレギュラーを固定して戦うことを宣言していたが、春先は歯車がかみ合わなかった。現在は不動の4番として期待されたが状態が上がって来ない野村佑希を1番に起用したり、二遊間も上川畑大悟、谷内良太、中島卓也、福田光輝、水野達稀と相手との相性や調子の良さを見極めながら起用している。

レギュラーと呼べるのは昨季首位打者の松本剛ぐらいでしょう。選手を固定したくてもできないのが実情なのかもしれませんが、各ポジションで熾烈なレギュラー争いが繰り広げられることによって、選手のモチベーションが上がっている。日本ハムはこのやり方が合うと思います。若い選手が多いので最も伸びしろがあるチームと言えるでしょう」

投手陣が安定していることも大きい。5月のチーム防御率2.19はリーグトップ。先発陣は1.83と圧巻の数字だ。

加藤貴之、上沢直之、伊藤大海、鈴木健矢、メネズ、北山亘基と力のある投手がそろっている。侍ジャパンにチームで唯一選出され、WBC世界一に貢献した伊藤は3,4月が0勝3敗、防御率5.82と不調で「WBCの燃え尽き症候群」が心配されたが、5月は2勝0敗、防御率1.29ときっちり立て直している。

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まだまだ攻守にミスが多く発展途上のチームだが、勢いに乗ればパリーグの主役になる可能性も秘めている。今後の戦いが楽しみだ。(中町顕吾)

 
   

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