
飼い主さんの腕の中でスヤスヤと眠っているのは、Instagramユーザー@shiba_ken_mugiさんの愛犬・むぎちゃん(取材当時3才)。こちらの動画は、むぎちゃんが生後4カ月の頃に撮ったもので、家族になって2カ月が経過した頃でもあったそうです。
幸せそうな寝顔で安心しきって眠るむぎちゃんの姿からは、飼い主さんの家にすっかり慣れたことが伝わりますね!
「いつまでも抱っこしていられた」
撮影当時の状況について飼い主さんに話を聞くと、むぎちゃんは本格的に散歩を始めた頃だったのだそう。疲れてしまったのか、抱っこをするとぐっすりと眠ってしまったのだとか。むぎちゃんを家族に迎えるときに、犬舎の方から「このコは抱っこが好きですよ」と言われていたそうですが、むぎちゃんはその言葉通り、抱っこが大好き!
子犬の頃はよくこのような体勢で寝ていたといい、飼い主さんは「あまりの可愛さと体重も軽かったので、いつまでも抱っこしていられました」と振り返っていました。
やることなすこと、すべてが愛おしかった

家に迎えたばかりの頃のむぎちゃんは、新しい環境に少し警戒していたのか、おとなしく家の中を見回している様子が見られたそう。しかし、慣れてくると少しずつ自我が芽生え始めたといい、無邪気な姿も見せてくれるようになったのだとか!
飼い主さん:
「子犬特有のぴょんぴょんとした走りで、家の中で“ひとり大運動会”をしたり、目の前にある家具の脚をちょっと噛んでみたり。カーペットの生地を引っこ抜いてボロボロにしたり…。
部屋のあちこちで粗相もありましたが、むぎのやることなすこと、すべてが愛おしかったです」
「むぎがいてくれたおかげで我が家には笑顔が絶えなかった」
飼い主さんご家族がむぎちゃんを家に迎えたのは、コロナ禍のことでした。最初の緊急事態宣言の頃だったといい、お子さんの学校や部活、習い事などがすべてお休みになり、外出も難しくなっていた時期でした。そんなときに、ご家族はむぎちゃんとたくさんの時間をともにしたのだそうです。
お迎え当初について、飼い主さんは「世の中暗いニュースばかりでしたが、むぎがいてくれたおかげで我が家には笑顔が絶えなかったです」と話します。
むぎちゃんは3才に! どのようなコに成長した?

飼い主さんご家族に見守られながら成長していったむぎちゃんは、現在3才になりました。やんちゃだったけれど1才半頃から徐々に落ち着き始めたといい、「2才を過ぎた頃には、いつの間にか立派なレディになっていた」とのこと。
そのようなむぎちゃんの成長について、飼い主さんは「むぎひとりで落ち着いたわけではなく、周りに自分より年下の後輩犬がいたことで、おとなへと成長したのだと思う」と話します。
性格はとにかく優しくて、平和主義だというむぎちゃん。ビビりな一面もあるといい、ほかの犬との“ワンプロ”が苦手とのことですが、友達と一緒に散歩をしたり、付かず離れずの距離で走り回ったりするのが大好きなのだそうです。また、むぎちゃんは食べることがとにかく大好き! むぎちゃんの食いしん坊っぷりに、思わず笑ってしまうこともあるそうです。
飼い主さん:
「むぎは、おやつをくれるほかの犬の飼い主さんのこともしっかり覚えています。なので、お散歩でその人に会うと、『うまうまちょーだーい』と言わんばかりに駆け寄り、『くれるよね?』という顔で目の前にお座りをしてガン見するので、ちょっと恥ずかしいです(笑)
ほかにも、私たちがダイニングの椅子に腰かけると、むぎは寝ていてもむくっと起き上がり、ササーッとやってきておやつ待ちをします。『私たちのお尻にスイッチでもあるの?』と思ってしまい、つい笑っちゃいますね」
むぎちゃんは、なくてはならない存在
むぎちゃんのおかげで、飼い主さんご家族は笑顔あふれる日々を過ごしています。そんなむぎちゃんは、飼い主さんご家族にとってどのような存在なのでしょうか。飼い主さん:
「私たち夫婦にとっては“3人目”の子ども、息子と娘にとっては遊び相手でもあり、最大限の癒しをくれるかけがえのない存在です。
疲れたり落ち込んだりイライラしたりすることがあっても、むぎの顔を見てナデナデして、むぎに顔をうずめて深呼吸して胸いっぱいにニオイを感じることで、スッキリします。
むぎは私たち家族にとって、なくてはならない存在です」
写真提供・取材協力/Instagram(@shiba_ken_mugiさん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ