190cm超えでスピードを備えるFWも増えてきた
近年は190cmを超えるサイズとパワー、さらにはスピードも備えた進化系の大型ストライカーが増えてきた。
そんなトレンドの流れを感じさせるのが、英『FourFourTwo』が紹介した『現世界最高のセンターフォワードTOP10』だ。
カリム・ベンゼマやハリー・ケイン、ロベルト・レヴァンドフスキといったランキング常連選手に加え、今季特大のインパクトを残した新世代の大型ストライカーたちが食い込んできている。
10位:ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユヴェントス)
9位:アレクサンデル・イサク(ニューカッスル)
8位:ガブリエウ・ジェズス(アーセナル)
7位:ラウタロ・マルティネス(インテル)
6位:ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
5位:ヴィクター・オシムヘン(ナポリ)
4位:ハリー・ケイン(トッテナム)
3位:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
2位:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
1位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
結果はご覧の通りだ。1位は満場一致といったところだが、ハーランドも194cmのサイズと縦への推進力を併せ持つ現代型ストライカーだ。各国がNEXTハーランドの育成を目指すことだろう。
さらに今季大幅に評価を上げたのがナポリのオシムヘン、ニューカッスルのイサクだ。
オシムヘンはナポリのスクデットに大きく貢献しており、圧倒的なパワーを活かしたプレイはセリエAのDFを悩ませている。空中戦にも強く、とにかく馬力のあるストライカーだ。
イサクは怪我で出遅れたが、復帰してからの得点ペースが凄まじい。プレミアリーグ初挑戦ながら20試合で10ゴールを記録しており、来季はさらなるブレイクに期待がかかる。
イサクも192cmとサイズのあるFWだが、ドリブル突破も得意とするなど足下の技術も高い。スウェーデン代表の新エースであり、そのポテンシャルは計り知れない。
ベンゼマ、ケイン、レヴァンドフスキら常連組も見事だが、ベンゼマとレヴァンドフスキに関しては世代交代の時も近づいている。こうしたランキングから漏れる日もそう遠くはないか。
今後はさらに大型ストライカーがサッカー界の主役となっていく可能性があり、このランキングが190cm超えストライカーで埋まる日がくるかもしれない。