
回し車と言えばハムスターが定番だが、最近では猫なども回しているらしいし、ヤマアラシが回したって不思議ではないだろう。
アメリカ、オハイオ州にあるシンシナティ動物園のオマキヤマアラシのリコさんは、夏に向けて体調を整えるため、回し車でエクササイズをしはじめたようだ。
ヤマアラシだって回したい
大きな鼻が特徴のオマキヤマアラシのリコさん(7歳)は、回し車にはまっているらしい。ハムスターのように上手にそれをくるくる回す。

オマキヤマアラシは英名はブラジリアン・ポーキュパイン(Brazilian porcupine)。ヤマアラシ科の動物で、南米の熱帯林に住んでいる。
体長は30~60センチメートル、尾の長さは33~48センチメートルで、ピンク色の大きな鼻と尾が巻き付くようになっているのが特徴だ。
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ほとんどの時間を樹冠の中で過ごすオマキヤマアラシは、木登りの達人だ。大きく湾曲した爪とくるりと巻ける木を掴みやすい尻尾で、枝をつかみながら木々を移動する。
ヤマアラシなので背中には長い針が生えており、敵から身を守るために使うが、エクササイズ中は使わないので、ただのかわいいげっ歯類だ。
リコさんはとても愛くるしく、特にトウモロコシをかわいい音をたてながら食べる映像はネットで話題となった。
シンシナシティ動物園のYoutubeチャンネルやInstagramでは、リコさんはもちろん、他の動物たちのかわいい日常の姿をみることができるよ。
written by parumo