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渡辺彩華がSARAMIを破って新王者誕生。「もっと強い選手にこれから挑んでいく」【修斗】

TOKYO HEADLINE

 修斗では17年ぶりとなる女子だけの大会、プロフェッショナル修斗公式戦「Colors(カラーズ) Produce by SHOOTO」(5月21日、東京・ニューピアホール)のメインイベントで行われた「世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ」で挑戦者の渡辺彩華(同級2位/AACC)が王者SARAMI(パンクラスイズム横浜)を破り、新王者となった。SARAMIは初防衛だった。

 渡辺は2020年12月にDEEP JEWELSでプロデビュー。神野あかりに1RでTKO勝ちを収めた。しかしその後、リングから遠ざかり、昨年10月にパンクラスでプロ2戦目に臨む。当初は第1試合に出場予定もメインの藤野恵実と対戦予定の韓国人選手が来日不能となったため、急きょ藤野の相手に抜擢。判定負けを喫したものの、藤野が「すごく気持ちが強くて、初心を思い出した」とうなるほどの試合を見せた。

 そして1月に修斗初参戦を果たすと前世界女子スーパーアトム級王者の黒部三奈に2RKO勝ちを収め、今回の王座挑戦にこぎつけた。

 1R、オーソドックスの構えのSARAMIとサウスポーの渡辺。渡辺はすぐにオーソにスイッチ。SARAMIがワンツー。渡辺は右カーフ。渡辺はスイッチを繰り返し、オーソで右カーフ。SARAMIは左ジャブが有効。渡辺の右ストレートを警戒するSARAMI。ともにパンチのコンビネーションを見せるが、決定打は放てない。

 2R、スイッチを繰り返す渡辺。一気に詰めてパンチを連打のSARAMI。足を使って回避の渡辺。SARAMIの右ストレート、左フックが立て続けに渡辺の顔面にヒット。圧を強めるSARAMI。渡辺は前蹴りで意識を下に持っていかせてからの左ハイキック。これでダウンしたSARAMIだったが、すぐに立ち上がり組み付きバックを取る。すぐに正対した渡辺に足をかけテイクダウンを狙うSARAMIだが、渡辺は手はつくがテイクダウンは許さず。スタンドに戻ると渡辺が再度、左ハイキック。ばったりと手をついてダウンのSARAMIに渡辺が追撃のパウンドを浴びせるとレフェリーが割って入り試合を止めた。

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 王者となった渡辺にはベルトとともにチャンピオンティアラが渡された。試合後のマイクで渡辺は「今日、ティアラをゲットして美女からシンデレラになりました(笑)」と笑顔を見せるも「AACCに移籍してからずっと厳しい相手だったんですが、ジムのみんなのおかげでここまで来れました」と感極まる場面も。そして「もっと強い選手にこれから挑んでいくんで、応援よろしくお願いします」と締めくくった。

プロフェッショナル修斗公式戦「Colors(カラーズ) Produce by SHOOTO」(5月21日、東京・ニューピアホール) ◆メインイベント・第7試合 世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ5分5R ○SARAMI(王者・初防衛戦/パンクラスイズム横浜)(2R2分36秒、TKO)渡辺彩華(挑戦者・同級2位/AACC)● ◆第6試合 女子アトム級5分3R ●古賀愛蘭(BURST)(3R2分30秒、スリーパーホールド)ジェニー・ファン(AACC)○ ◆第5試合 女子アトム級5分3R ○中村未来(マルスジム)(判定3-0=30-27、30-27、29-28)川西茉夕(BURST)● ◆第4試合 COLORSグラップリングルール 53kg契約8分1R △前澤 智(リバーサルジム東京スタンドアウト)(時間切れ引き分け)杉内由紀(ポゴナさいたま)△ ◆第3試合 インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R ○杉本恵(AACC)(判定3-0=20-18、20-18、20-17)吉成はるか(シューティング宇留野道場)● ※杉本は勝ち点2を獲得 ◆第2試合 インフィニティリーグ2023 女子ストロー級5分2R ○宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)(1R4分19秒、スリーパーホールド)エンゼル☆志穂(GSB多治見)● ◆第1試合 女子アトム級5分2R △渡辺久江(ZERO)(判定1-0=20-19、19-19、19-19)玉田育子(AACC)△ ◆オープニングファイト COLORSグラップリングルール 49kg契約5分1R △井上愛羅(ストライプル茨城)(時間切れ引き分け)NOEL(AACC)△

 
   

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