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W杯でアルゼンチン相手にも魅せた“豪州の神童”は今 スコットランドで0ゴールと苦しむ18歳の逸材

theWORLD

アジアトップクラスのストライカーになる可能性も

昨年のワールドカップ・カタール大会でデンマークを撃破するなど、ベスト16入りのサプライズを起こしたオーストラリア代表。

ベスト16でも優勝したアルゼンチン代表と互角の戦いを見せるなど、その実力に驚いた人も多いはず。

そのアルゼンチン戦の終盤に投入され、印象的なプレイを見せていたのが18歳のFWガラン・クオルだ。

国内のセントラルコースト・マリナーズでプレイしていた頃より有望なストライカーと注目されており、今年1月にはプレミアリーグで絶好調のニューカッスルと契約。今季はスコットランドのハーツにレンタル移籍している。

ニューカッスルは今勢いに乗っているクラブでもあり、補強面でもヒットを連発している。18歳のクオルを早めに確保した動きも見事だったが、実はハーツでの育成プランが思うように進んでいないのだ。

スコットランドといえばセルティックで古橋や旗手ら日本人選手が活躍しており、アジア市場への関心が高まっている。クオルもその流れに乗りたいところだったが、ハーツでは639分間しか出番がない。

元オーストラリア代表選手でもあるロビー・スレイター氏も、同国の至宝と呼べるクオルの現状を気にかけている。

英『Daily Mail』によると、同氏はクオルに出場機会が必要と考えており、ひとまず来季はニューカッスルのU-23カテゴリーでプレイした方がいいとの見方だ。選手の育成には出場機会の確保が何より重要で、同氏も今夏のクオルの動きに注目している。

「ガランはまだ子供だ。あまりに重いプレッシャーは心配だね。彼はまだ完成品には程遠い。ガランはピッチで一定時間プレイすることを目標とすべきで、次の動きが重要だよ」

来年1月に予定されているアジアカップでもオーストラリアは優勝を目標としており、そこでクオルが活躍するシナリオも予想されていた。しかし、今はまだ焦るタイミングではないのだろう。

将来的には日本代表にとっても厄介なアジアのライバルとなる可能性があるが、オーストラリア期待のクオルをどう育成していくのか。今季は少しばかり消化不良なシーズンとなっている。

 
   

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