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【日本ダービー】皐月賞を徹底分析! ソールオリエンスのスケールに対抗しうる存在は

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当日の馬体重に注目

2022年6月4日。中京でダイヤモンドハンズ、東京でノッキングポイントが勝ち、この世代のクラシックロードは開幕した。そこから1年。長き戦いはこの日本ダービーで一旦、閉幕する。

今年の登録馬は19頭。収得賞金400万円の除外対象トーセントラムまで、ここにたどり着いた馬たちと陣営にまず敬意を表する。王道のクラシックロードを歩んだ馬、ドバイを経由し経験を積んだ馬、トライアルを突破した馬、そして2年前のダービー馬シャフリヤールと同じ毎日杯から向かう馬などクラシックロードも様々だ。

ここでは皐月賞組に焦点を絞って、今年のダービー馬を探していく。データは過去10年分を使用する。


まずは路線問わず全体のデータから。1番人気【3-2-2-3】勝率30.0%、複勝率70.0%など、3番人気以内7勝、5番人気以内9勝。基本的には上位評価を受けた組を素直に信頼していい。

1番人気3勝のうち、15年ドゥラメンテ、20年コントレイルは皐月賞に続いて二冠制覇。皐月賞を勝った1番人気は【2-2-1-1】。イスラボニータ、エフフォーリアが2着、ディーマジェスティ3着で、馬券圏外は19年サートゥルナーリア1頭。ソールオリエンスはまず連軸候補としては手堅いか。

一方、6番人気以下は基本的に連下級。10番人気以下【1-0-3-84】勝率1.1%、複勝率4.5%で、大穴がするっと馬券に入ってくる可能性まで頭に入れておこう。


すべてのホースマンが目指す場所、生涯一度の日本ダービーという舞台を考えるなら、当然ながら渾身の仕上げで臨んでくる。そういった意気込みがあらわれるデータが馬体重別成績だ。

これは日本ダービー当日まで判断できないが、前走比マイナス体重【8-6-6-64】勝率9.5%、複勝率23.8%、増減なし【0-1-1-24】複勝率7.7%、プラス体重【2-3-3-60】勝率2.9%、複勝率11.8%で、体重を減らした馬が質量ともに優勢だ。

ようは究極の仕上げで臨んでくるような馬、その陣営の意気込みを正直に買うべきレース、それが日本ダービーなのだ。プラス体重で挑み、ダービー馬に輝いたのは16年マカヒキが最後。6年も勝っていない。

皐月賞からダービーへ作戦変更はあるか

ではここから皐月賞組について色々な角度のデータをみながら、振り返り、好走候補を探していこう。


前走皐月賞は【7-9-6-69】勝率7.7%、複勝率24.2%。今年の皐月賞は50年ぶりの重馬場。不良馬場は1989年があり、この年は皐月賞2着ウィナーズサークルがダービーを制した。

今年はグラニットが離し気味に逃げるところにタッチウッドが行きたがり、3番人気ベラジオオペラが先行策に出たこともあり、前半1000m通過58.5のハイペース。後半1000mは12.4-12.5-12.7-12.5-12.0、1.02.1の持久力戦になった。先に抜け出したタスティエーラがファントムシーフの追撃を封じたと思いきや、大外からソールオリエンスが豪快に伸びて追い込みを決めた。

この馬場で上がり2位に0秒9も差をつけたソールオリエンスは、展開利だけでは説明のつかないスケールがある。ぎこちないコーナーリングだったことも考えると、東京替わりは歓迎だ。

一方、展開的に厳しい競馬だったのがタスティエーラ。一旦は完全に抜け出す場面を作った。ソールオリエンスのようなスケールはないものの安定感は武器。前走は展開が味方しなかったならば、次は味方することもある。ただ、共同通信杯から弥生賞ディープインパクト記念そして皐月賞と出走し、次がこの春4戦目。どこまで仕上げられるかはカギだ。


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皐月賞の着順別成績では1、2着が基本優勢も、3着【1-2-1-5】勝率11.1%、複勝率44.4%など敗退組の巻き返しも期待できる。ファントムシーフ、メタルスピード以下、トップナイフやフリームファクシなども見限れない。


皐月賞での位置取り別成績と、皐月賞組の「ダービーでの位置取り」を比べてみる。皐月賞で逃げ先行した馬は【0-6-2-18】複勝率30.8%と数字は悪くないが、実は未勝利。

勝った7頭はいずれも中団か後方【7-3-4-51】勝率10.8%、複勝率21.5%。皐月賞で差す競馬を経験したことは、ダービーの称号を勝ちとる上で大事になる。ソールオリエンス、ファントムシーフ、メタルスピード、ショウナンバシット、シャザーン、トップナイフ、フリームファクシが候補だ。

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