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「PS Store BIG GAMEフェア」から、自腹で遊んだお勧めゲームをチョイス! 2020年イチオシのアクションRPGも

インサイド

PlayStation Storeにて、対象ソフトをお買い得価格で購入できる「BIG GAMESフェア」が、5月24日の23時59分まで開催中です。人気の高いシリーズから当時話題をさらった注目作まで、様々な作品がお手頃価格になっています。

ですが多数の対象ソフトの中から、次に遊ぶ1本を選ぶのは意外と骨が折れるもの。何の判断材料もなく購入するのも無理難題です。

そこで今回は、実際に筆者が遊んだものをピックアップし、個人的意見ながら太鼓判を押せるお勧めソフトを厳選して紹介します。最終的には個々の好みに左右される部分もあるとはいえ、ジャンルや切り口が好みなら、セール価格以上の楽しさを得られる可能性はかなり高いと思います。次に遊ぶ1本を、ここから選んでみるのも一興ですよ。

■PS4『天穂のサクナヒメ 楽曲集付豪華版』:2,626円(40%OFF)
最初にお勧めしたいこちらの作品は、アクションRPG『天穂のサクナヒメ』本編にデジタルサウンドトラックなどが付属した豪華版。割引率は40%ですが、一度改定された価格からの割引なので、大本と比べるとかなりのお得度と言えます。

爽快な羽衣アクションで敵を倒しながら、拠点の稲作で主人公のサクナヒメを強くしていく本作は、なんとPS5本体と同じ発売日に登場。ですが、この新ハードの話題に埋もれるどころか、稲作の作り込み度合いなどでたちまち話題となったほど。多くのゲームファンが過熱した点だけ見ても、本作が持つ魅力の高さを裏付ける証左と言えるでしょう。個人的な見解ですが、筆者の2020年最推しタイトルでもあります。

まず特筆したいのが、アクションの心地よさです。サクナヒメの動きが小気味よく、羽衣を使ったアクションの幅広さにも驚かされます。また、登場するキャラクターたちが模索しながら距離を縮めていく過程や、我がままだったサクナヒメの成長などを捉えた物語は、筆者が期待した以上の魅力で惹きつけてくれました。

前述の通り価格改定もされ、その影響で今では中古市場でもかなりお手頃な価格で買える状況です。しかしそれは、ゲーム本編だけの話。今回のセール対象は、全42曲のサウンドトラックも付属しているので、その分を踏まえると『天穂のサクナヒメ 楽曲集付豪華版』は断然お得です。

ちなみに『天穂のサクナヒメ』のパッケージ版にも限定版はありますが、そちらは「彩色画集」が付属。デジタルサウンドトラックが欲しい場合は、『天穂のサクナヒメ 楽曲集付豪華版』一択です。




■PS4『GOD EATER RESURRECTION』:1,968円(71%OFF)
数多あるハンティングアクションの中でも、ハイスピードなバトルと魅力あふれるキャラクター陣が織り成すドラマで注目を集め、広く展開したシリーズ作の原点をリメイクした『GOD EATER RESURRECTION』。こちらも、かなり遊びごたえのある作品でした。

記念すべきシリーズの1作目とそのアッパーバージョン(GOD EATER BURST)までの内容をリメイクし、当時は携帯機だったゲームがTVの大画面でも楽しめるように。過去作から持ってきた要素も多いため、その調整が甘い部分も見受けられますが、PS4版をこの価格で遊べるのは悪い話ではありません。

個人的には、本編からBURSTへの繋がりはもちろん、更なる展開を紡ぐ「アフターストーリー」が好印象。見たかった部分を描いてくれたので、この『RESURRECTION』まで遊んで気持ちよく昇華できました。本編+BURST+アフターストーリーと、ボリューム面でも満足のいく仕上がりです。

■PS4『キャサリン・フルボディ』:2,633円(70%OFF)
ここまで紹介した2作品とは、方向性からゲーム性まで全く異なる『キャサリン・フルボディ』も、個人的にはぜひ一度触れて欲しい作品です。本作のゲーム面はパズルアクションが主体で、悪夢に追われながらルールに則ってひたすら登っていく緊張感もクセになります。

ですが、本作の個性はゲーム性だけでなく、物語面にも及んでいます。世界の異変に立ち向かったり、地球を救うといった壮大な目的は一切なく、あまり冴えない男性「ヴィンセント」の日常に迫る、非常にミニマムな問題がストーリーの軸になります。

ただしミニマムといっても、本人にとっては一大事。学生時代から付き合っている恋人がいるのに、ヴィンセントは酒の勢いで一夜の過ちを犯してしまいます。恋人には到底打ち明けられず、しかし浮気を断ち切ることもできないヴィンセントは、悪夢と三角関係の現実に苛まされ続け……という、ミニマムながら本人にとっては一大事な出来事が綴られていきます。

優しくもだらしなく、優柔不断なヴィンセントを演じるのは、ベテラン声優の山寺宏一さん。巧みな演技力と魅力的なボイスで、三角関係に翻弄される男を見事に演じており、一見ならぬ一聴の価値もある作品です。

ちなみに『キャサリン・フルボディ』は、オリジナル版に新要素を追加したアッパーバージョン。第3のヒロイン「リン」が新たに加わり、事態はいっそうの混迷を極めるのでお楽しみに。




■PS4『オーディンスフィア レイヴスラシル 新価格版』:1,751円(60%OFF)
アトラスが販売したタイトルが続きますが、この『オーディンスフィア レイヴスラシル』は、唯一無二の作品を生み出し続けてきたヴァニラウェアが手がけた作品。しかも、PS2向けにリリースされた『オーディンスフィア』を再構成し、後の世に蘇らせた作品です。

ワーグナーの「ニーベルングの指環」をモチーフとし、ストーリー展開もまるで叙事詩を見ているが如く。壮大かつ過酷で、時に絶望に支配されるも、戦いに身を投じる強い意思と願いが結晶のように煌めく物語を、5人の主人公たちが見事に描き切りました。

ヴァニラウェアが紡ぐ繊細で幻想的なグラフィックと優れたデザイン性は、PS2版の頃から高く評価されていましたが、HD化でその魅力を更に高めます。また、バトルアクションはテンポを増し、快適な爽快感が加わる良質なパワーアップを遂げ、こちらも好評を博しました。

しかも、オリジナル版のファンに向けて、PS2版のゲームシステムで楽しめるクラシックモードを用意。幅広いユーザーのニーズに応えるきめ細やかな配慮と、職人芸とも言える作り込みを込められた作品が、1,751円で手に入るのは朗報以外の何者でもありません。

■PS4『ドラゴンズクラウン・プロ 新価格版』:1,751円(60%OFF)
同じくヴァニラウェアが放った『ドラゴンズクラウン・プロ』も、魅力がぎゅっと詰まった作品です。こちらはベルトスクロール型のアクションRPGで、遊び続けてキャラを強くするハクスラ要素がクセになります。

個性的で魅力的なデザインは本作でも健在ですが、ストーリー進行は一風変わっており、テーブルトークRPGを思わせるナレーションが状況を描写します。多くを語り過ぎることがないので、プレイのテンポを阻害せず、しかし独特の雰囲気を醸し出す演出は見事の一言。人によって合う合わないはありますが、凡庸な形で済ませないこだわりぶりに頭が下がるばかりです。

幅広いキャラクターメイキング的な要素はないものの、職業や種族の異なる6人の中から選べ、戦い方や長所もそれぞれで異なります。何人も育てるもよし、気に入ったキャラだけ延々と育成するもよし。世界の危機を救いつつ、果てなきダンジョンに挑み続ける冒険をお楽しみください。


RPG要素のあるアクションゲームが多くなってしまいましたが、いずれも筆者が自腹で購入し、満足した作品ばかり。完全無欠とまでは言いませんが、好みが合えば一定以上の満足感が得られるものを厳選しています。価格面もかなりお手頃なので、興味が沸いたタイトルがあれば、今後のプレイ予定に加えてみてください。


 
   

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