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アンチも泣かせる! 浜崎あゆみは共感力でカリスマになった

女性自身

 

’98年4月、「浜崎あゆみ」としてのファーストシングル『poker face』(’98年)をリリース。そこから2カ月に1枚というハイペースでシングルを発表していく力の入れようだった。

 

「同年12月、浜崎さんは『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)でゲストパーソナリティを務めました。番組キャッチフレーズは『浜崎あゆみはバカじゃない』というインパクトの強いもの。その言葉どおり、番組では人生相談にも挑戦。アンチからの問い合わせにも真摯に答え、最後には相談者を感極まって泣かせてしまうほどだったといわれています」

 

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浜崎の公式サイトの掲示板にも、膨大な反響が寄せられた。

 

「紡ぎ出す言葉が、多くの人の心に刺さる--。このラジオ出演も快進撃に拍車をかけました」

 

その直後に発売されたファーストアルバム『A Song for xx』(’99年)で、初めてオリコンチャート1位を獲得した。

 

「自ら作詞を手掛けていますが、表題曲となった『A Song for xx』は、居場所を求める若者に寄り添う内容でした。その後、『Voyage』(’02年)や『part of Me』(’08年)では、歌詞に『ボク』という一人称を使うなど、ジェンダーを超え、あらゆる人々を巻き込み、共感を得ていったのだと思います」

 

音楽ばかりでなくファッションやネイル、カラーコンタクト、ヘアスタイルにいたるまで、若者に影響を与えるカリスマに。

 

「自身でも部屋の数がわからないほどの豪邸に住んでいることを告白。インスタグラムの投稿がネットニュースになるなど、今も変わらず注目され続けています」

 

【PROFILE】

牛窪恵

’68年、東京都生まれ。世代・トレンド評論家でマーケティングライターとして『ホンマでっか!?TV』フジテレビ系)など多数の番組で活躍

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