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大鹿統毅が決勝で大夢を破り第2代王者に「世界と戦えるようにもっと強くなりたい」【Krush】

TOKYO HEADLINE

「Krush.149」(5月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」の決勝で大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)と大夢(WIZARDキックボクシングジム)が対戦し、大鹿が3-0で判定勝ちを収め第2代王者に就いた。

 今回のトーナメントは初代王者・大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)の王座返上に伴って開催されたもの。大夢は初代王座決定トーナメントでも決勝に進出し、大久保に延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫していた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける大夢に大鹿は左ジャブ、右インロー。大夢が左インロー、左ジャブで前に、そこに右ストレートの大鹿。大夢がパンチで前に。大鹿はミドルからパンチのコンビネーション。そこにパンチを合わせる大夢。大夢は圧をかけ大鹿のミドルにパンチを合わせる。ともにローからパンチにつなげる。大夢の左インローがローブローで中断。再開後、圧をかける大夢。大鹿は右ミドルからパンチを連打。大夢は右ローからパンチにつなげる。

 2R、ここも大夢が圧をかける。大鹿は左ハイ、右カーフ。大夢は圧をかけてパンチを連打。組み止める大鹿。圧をかける大夢がパンチを連打。大鹿は組み止めコーナーを脱出。大夢のパンチに大鹿はカウンター。大夢はロー、大鹿はミドルからパンチにつなげたいが距離が詰まり組み付く場面が増えて、両者に注意が出る。前に出る大夢に下がりながらも大鹿が左フックをカウンター。

 3R、すぐに打ち合う両者。互いの右ストレートが交錯。圧をかけるのは大夢。大夢のパンチにカウンターを合わせる大鹿。足を使って回る大鹿は左ミドル。大夢はコーナーに詰めてパンチも大鹿は足を使って逃げる。大鹿が組んでヒザを放ってしまい注意が出る。大夢が前に出てパンチを放つと大鹿も応戦。大夢が圧をかけるが大鹿はパンチの連打で迎撃。距離が詰まり組み合う展開が増えてしまうが、最後までパンチを放ち続けた2人。ゴングの瞬間、気合の雄叫びの大鹿。

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 判定は30-29、30-29、30-29で大鹿が3-0で勝利を収め、第2代王座を獲得した。

 大鹿は勝利の瞬間から涙が止まらず。試合後のマイクでは「いろいろな人に支えられて今、ここに立ってます。ありがとうございます。そしていつも支えてくれたお父さんお母さん、そして兄弟の力もあってここまでこれました。ありがとうございます。これからもっともっと強くなるので、たくさんの応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と涙交じりに語った。

 試合後の会見でも「龍児さんとかお父さん、お母さん、兄弟たちに支えられて、今ここに立っていられるので、今後ももっともっと強くなって、大鹿兄弟を世界に広めたいと思います」と改めて周囲の支えに感謝。そして今後については「どんどん強い選手とやっていくのはもちろんですし、世界と戦えるようにもっともっと強くなりたい」と語った。

 大鹿は「K-1甲子園2022」の−55kg王者。この日の2勝でプロ戦績を8戦8勝(1KO)とした。

 大鹿は準決勝第1試合で山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)と対戦。1R、ともにオーソドックスの構え。ローとジャブでの探り合いから大鹿がワンツーの右ストレートを決めると山脇がダウン。トーナメントは1Rに2度のダウンでTKOとなるため、大鹿は一気にラッシュし、左右のフックを連打。山脇ががっちりとガードを固めしのぐと大鹿は強烈な右ボディー。なんとか立ち続ける山脇だったが大鹿の怒涛のラッシュの前にガードを固めたままひざまずき2度目のダウン。大鹿が1分23秒でKO勝ちを収め、ほぼノーダメージで決勝に駒を進めた。

 大夢は準決勝第2試合で長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦。1R、ともにオーソ。大夢が右カーフ。長野は左ジャブ。長野は左ジャブから連打につなげる。大夢は右カーフ、右ミドル。大夢のローがローブローとなり一時中断。再開後、大夢が左ジャブから組み立て。長野も右カーフ。長野の右カーフが強烈。大夢は右ミドル、右カーフ。大夢の右カーフに長野がパンチの連打。大夢はヒザを顔面に。ジャブから前に出た長野に大夢が右フック。

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