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上田綺世を超える得点数でベルギーを席巻した男は今 プレミアへとステップアップもゴールが遠く……

theWORLD

冬にサウサンプトンへ移籍も

今季鹿島アントラーズからサークル・ブルージュへと移籍した上田綺世は、加入初年度からジュピラー・プロ・リーグで得点を量産。リーグ2位となる20ゴールを決めてエースとして君臨している。

ステップアップも期待される上田だが、クラブ選びは重要となるだろう。過去にベルギーで得点王に輝いた男は今、プレミアリーグで苦戦しているからだ。その男がポール・オヌアチュだ。

デンマークのミッティランから2019年にヘンクへと加入したオヌアチュ。加入2年目にはリーグ戦38試合33ゴールを決めて得点王に輝くと、翌年にも35試合21ゴールを記録。伊東純也との強力なコンビでベルギーを席巻し、エースとして迎えた3年目の今季も前半戦で19試合16ゴールを決めている。

そして今冬にはサウサンプトンへ移籍を果たす。下位に低迷するクラブを引き上げる救世主として期待されたストライカーだが、リーグ戦11試合でノーゴールと得点を決めることができず。チームを救うことはできないまま、サウサンプトンの降格が決定した。

ヘンクでは伊東という相棒とともに得点を量産していたオヌアチュ。上田も現在のゴールラッシュにおいては、ケヴィン・デンキーという相棒の存在も大きいだろう。鹿島時代にも鈴木優磨とのコンビでJリーグを席巻しており、アシスト役となれる相棒を見つけることが自身の成績向上につながっている。得点王争いを演じる上田や、プレミアでの経験を積んだオヌアチュの来季にも注目したい。

 
   

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