
犬は訓練次第では、その賢さを最大限に引き出すことができる。特に大好きな遊びができるとなれば、カタパルトですら使いこなすことができるようだ。
メキシコとの国境沿いの町から保護された雑種の犬「オリーブ」の飼い主は、オリーブが大好きな「ボールキャッチーブのオーナーであるジョージさんは、オリーブが大好きなフェッチプレイ(物を投げて取ってくる遊び)を楽しめるように、犬が操作できるカタパルトを作り出した。
その遊び方を教えたところ、オリーブはすぐにやり方を覚え、カタパルトにボールをセットし、パネルを踏んでボールを飛ばしてキャッチするという遊びを楽しんでいるようだ。
Olive using her new catapult
カタパルトを操作するオリーブの驚きの才能
多くの犬はボールや木の棒などを投げて取ってくる「フィッチプレイ」が大好きだ。アメリカに住むオリーブも同様で、いつもボールを取ってくる遊びを楽しんでいた。さらにオリーブは、自分でカタパルトを操作してボールを投げてキャッチするという驚くべき技を身につけた。
メキシコ国境の町から保護された雑種の犬、オリーブの飼い主であるジョージさんは、オリーブが大好きなフェッチプレイを自分で楽しめるように、世界で初めて完全に犬が操作できるカタパルトを自作したのだ。

カタパルトの仕組み
ジョージさんはオリーブが使いやすいように改良に改良を重ね、ついに「Toss-o-Matic model 3.5」を作り上げた。これは主におもり付きのアームと踏み板でできている。
オリーブがボールをアームの先に置き、反対側にある板を踏むと、ボールが飛ぶ仕組みとなっている。
オリーブは飛んだボールを追いかけてキャッチする。拾ってきたボールをまた台に置いて同じことを繰り返す。
このカタパルトは、オリーブが自分で操作できるように設計されており、電気やバッテリーなどは必要ない。

愛犬への愛情が犬用カタパルトの発明につながった
ジョージさんが、オリーブのカタパルト遊びの動画をYouTubeに投稿すると、動画を見た人々は、オリーブの賢さとかわいらしさに感動した。また、ジョージさんのオリーブに対する愛情や、カタパルトを発明するアイデアな行動力にも称賛の声が寄せられた。

オリーブはメキシコとの国境の町をさまよっているところを保護された元野良犬だが、ジョージさんに出会ってから幸せな生活を送っているという。
ジョージさんはオリーブに対して深い愛情を持っており、オリーブもジョージさんに忠誠心と信頼を示してる。
ジョージさんはオリーブにカタパルト遊びを教えることで、オリーブの知能や運動能力を高めるだけでなく、オリーブとのコミュニケーションや絆も深めている。
written by parumo