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巨人・廣岡大志とオリックス鈴木康平の交換トレード成立、過去に成功例多い両軍の思惑は?

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今季二軍で4本塁打の廣岡

巨人の廣岡大志内野手(26)とオリックスの鈴木康平投手(29)の交換トレードが17日、両球団から発表された。

廣岡は智弁学園高から2015年ドラフト2位でヤクルトに入団し、2019年に10本塁打を放つなど持ち前のパンチ力で活躍。2021年3月に田口麗斗との交換トレードで巨人に移籍し、8年目を迎えた26歳だ。

巨人の公式HPで「ジャイアンツでの2年半は、素晴らしい指導者、スタッフ、先輩・後輩、そしてファンの皆さまに恵まれました。ジャイアンツでプレーできたことを誇りに思い、これからの野球人生にしっかり生かせるよう頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします」とコメントを発表している。

今季は開幕を二軍で迎えたもののイースタン・リーグで20試合に出場し、打率.361、4本塁打、7打点をマーク。4月29日に一軍招集され、ここまで9試合で打率.214、1本塁打、2打点の成績を残していた。

オリックスはリーグトップのチーム打率を誇るが、8本塁打を放っている杉本裕太郎が左ふくらはぎの軽度筋損傷で5月4日に登録抹消。森友哉も右足部骨挫傷で同10日に抹消され、この日に登録されたものの完璧な状態に戻るまでは不安を残す。主軸の離脱が相次いだ分、廣岡への期待は高いだろう。

2019年に先発で4勝挙げた「K-鈴木」

一方、鈴木康平は千葉明徳高から国際武道大、日立製作所を経て2017年ドラフト2位で入団。昨季まで「K-鈴木」の登録名でプレーし、2019年は19試合に先発して4勝、2021年は中継ぎとして34試合に登板するなど、ここまで5勝9敗2セーブ5ホールド、防御率4.86の成績を残している。

今季は一軍登板はなく、ウエスタン・リーグで12試合に登板して0勝2敗、防御率5.40。チーム防御率がリーグワーストと投壊現象に苦しむ巨人では、いきなり出番があるかも知れない。

「今はただただ驚いているということが、率直な気持ちです。ここまで思うような結果を残せず、チームが優勝していく中で貢献できていなかったことが本当に悔しいですし、球団関係者の皆さんや応援していただいている方々に申し訳ない気持ちです。新天地で活躍している姿を見ていただけることが恩返しになると思いますので、今まで以上に頑張っていきたいと思います」とコメントしている。

木田優夫、野村貴仁、谷佳知ら大物も移籍

巨人とオリックスで成立した交換トレードは少なくない。1992年には巨人・高田誠とオリックス藤田浩雅、巨人・勝呂壽統とオリックス熊野輝光の2件成立。1998年には巨人・木田優夫とオリックス・野村貴仁という後のメジャーリーガー同士のトレードが成立した。

2007年にはオリックス谷佳知と巨人の鴨志田貴司・長田昌浩の1対2の大型トレード。2010年には巨人・木佐貫洋とオリックス高木康成が交換トレードされ、2013年には巨人の東野峻・山本和作とオリックス香月良太・阿南徹の2対2のトレードもあった。

東京と大阪、セ・リーグとパ・リーグと対照的な両球団のトレードは成功例が多い。廣岡と鈴木が新天地でどんな活躍を見せるのか楽しみだ。

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