
「ヨタカ」という生き物を知っているだろうか。全世界に分布する鳥で、日本にも夏になるとやって来る種類がいるそうだ。今回はこのヨタカの仲間で、南米に生息している「タチヨタカ」についての動画を見てみよう。
Great Potoo the South American Ghost Bird #shorts
今回紹介するタチヨタカはもちろん、ヨタカ科の鳥の特徴は、何と言ってもその大きな目と大きな口にある。

クチバシは小さいけれど、バックリと開いた口の大きさってばこんな感じ。

大きな目は、もちろん夜間に獲物を見つけるためのもの。主なエサは、夜に跳び回る昆虫たちだ。

「タチヨタカ」という和名は、木の枝に垂直にとまっている姿からついたと言われているよ。以前紹介したこちらの記事も見てみてほしい。
ヨタカを見つけたいときは、夜にライトを当てると大きな目が反射するので、見つけやすいんだそうだよ。

夜行性+餌をとるとき以外は木の枝と同化しているため、なかなか見つけにくい鳥でもある。日本にやってくるヨタカは、九州以北で夏になると見られるそうだ。これからの季節、もし幸運にも遭遇する機会があったら、ぜひマランダーに報告してほしい。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。