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渋野日向子の”フェード弾道スウィング”。女子ツアー会場からプロが実況解説!【ブリヂストンレディス現地レポ】

みんなのゴルフダイジェスト

5月18日から4日間の日程で開催される「ブリヂストンレディスオープン」。米女子ツアーから一時帰国した渋野日向子、西村優菜が参戦し注目を集めている。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファー・中村修の現地からのレポートをお届け。

水曜日のプロアマ大会で久しぶりに渋野日向子、西村優菜選手の元気な姿を見ることができました。今季の渋野選手は青木翔コーチの指導を受けるようになりスウィングの再構築に取り組んでいますが、3月の「ホンダLPGAタイランド」から出場する7試合で予選落ちはありません。

練習グリーンで挨拶すると「お久しぶりです。元気ですか?」といつもの元気な笑顔で声をかけてくれました。

「JMイーグル選手権」で左手にテーピングをしていたので、その状態は心配ではありましたが、プロアマ大会のスタートホールを見る限りプレーはできそうです。ドライバーでのティーショットを後方から見ると、スタンスをフェアウェイセンターよりも少し左に向け、振り抜いたショットはきれいなフェードボールでセンターをとらえました。

プロアマ大会の取材エリアは、1番、10番のティーイングエリア周辺と9番、18番のグリーン周辺に指定されているので、プレーの内容などは終わってからの会見でということになっています。では早速スウィングをクラブ軌道に注目して見てみましょう。

ヒンジからコックへと手首の使い方に変化が見られる

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フェアウェイ左サイドのバンカー方向を向いて構えています。テークバックで昨年までは左手のひら側、右手の甲側に折るヒンジの動きが多く見られましたが、現在は左手親指方向に手首を使うコックの動作が多く入るようになっています。

ややアップライトになったトップから切り返すと、シャフトの角度は寝すぎず右前腕とシャフトが重なるニュートラルな軌道を描いて下りて来ています。

下半身のリードで回転力を作り、肩のラインは開かず、おへそはターゲットに向くように捻転差を保ちながらインパクトしています。振り抜く方向もインサイドアウトから、ややストレートからインへとフェードボールを打つ軌道へと変化しています。ターゲット方向よりもインサイドへ振り抜くクラブ軌道よりも、フェース向きがわずかにターゲット方向へと向くことで、ターゲットよりも左に飛び出したボールはフェードの弾道を描いてターゲット方向へと向かいます。

今季から高橋彩華、桑木志帆選手なども同じくドローからフェードへと持ち球を変化させていますが、ボールとクラブの進化でフェードでも飛距離を稼げますし、深いラフからのショットや硬く速いグリーンにボールを止められるメリットも大きいのでしょう。

明日の初日は7時40分インコース10番スタートの5組目、吉田優利、西郷真央選手との組み合わせで2日目は11時55分アウトコース1番からになっています。どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。

インコース7時のトップスタートから岩井明愛、2組目はアマチュアの馬場咲希、3組目に穴井詩、神谷そら、4組目稲見萌寧、西村優菜、山下美夢有と注目組が目白押し。かなり暑くなる予報ですので観戦の際は熱中症対策をお忘れなく。

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