戴冠式前日に開かれたレセプションで、ウィリアム皇太子夫妻とも懇談された秋篠宮ご夫妻。“次期国母”となる紀子さまとキャサリン皇太子妃には、共通点がある。
「経済学者を父に持つ紀子さま、両親が航空会社勤務から実業家に転じたキャサリン妃は、ともに“庶民出身のプリンセス”として結婚前から注目を集めました。また、大学時代に恋に落ちたというところもお2人の共通点といえます」(皇室ジャーナリスト)
では、国民からの支持という点ではどうか。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは、キャサリン妃についてこう語る。
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「ここ数年の英王室メンバーの支持率ランキングでは、キャサリン妃はウィリアム皇太子と上位をキープしており、英国民からの支持は根強いものがあります。それでも、ウィリアム皇太子との交際が報じられてしばらくは、キャサリン妃への批判が続いていたことがありました」
キャサリン妃の愛称はケイト。王室への強烈な批判も辞さない英メディアは、当初は彼女を辛辣にこき下ろしていたのだ。前出・多賀さんはこう続ける。
「かつて彼女は“ウェイティ・ケイティ”などと皮肉られていました。それは、“玉の輿を狙う待ちぼうけのケイトちゃん”という意味です。また、炭鉱作業員の祖先がいたことまで揶揄されることも少なくなかったのです。