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Little Glee Monster、ツアー初日、満員の東京ガーデンシアターで新たな未来へと6人で歩み始める

DI:GA ONLINE

Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”
2023年4月22日(土) 東京ガーデンシアター

Little Glee Monsterが4月22日(土)、東京・東京ガーデンシアターで全国ツアー「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」(全19公演)をスタートさせた。

2022年11月に新メンバーのミカ、結海、miyouが加入し、6人体制となったリトグリ。今年1月に東京、大阪で「Little Glee Monster Live Tour 2023 Join Us!」を開催。さらに4月20日に東京・Zepp Shinjuku で今回のツアーに向けた「Little Glee Monster リトグリCLUB 限定LIVE“Fanfare” 0」を行うなど経験値を上げてきた。新作EP「Fanfare」を携えた本ツアーで6人は、リトグリが新たな未来へと進み始めたことをダイレクトに示してみせた。

オープニングのSEに合わせて観客の手拍子が鳴り響き、メンバーが登場した瞬間に大歓声が巻き起こる。冒頭からコール&レスポンスやシンガロングが行われるなど、“声出しOK”の環境を活かしたステージが展開された。「名前を呼んでもらえるのって、めっちゃうれしい。3年ぶりにみんなの声を聞けて、本当にうれしいです!」(MAYU)
「みなさんの思い、私たちの思いを乗せて、大きなファンファーレを奏でられたら」(かれん)(MAYU)という言葉からも、オーディションと音楽を共有できる喜びが伝わってきた。

もちろんヒット曲、人気曲もたっぷり。「世界はあなたに笑いかけている」では、ポジティブな解放感に溢れたボーカル/ハーモニーによって心地よい一体感を演出。そして「ECHO」では“大切な仲間と一緒に、夢を掴み取りたい”という思いを込めた歌を力強く響かせ、大きな感動を生み出した。そのほかにも、レアな楽曲も披露(イントロが始まった瞬間、“おぉ!”と声が上がる場面も)。既存の楽曲を現在の6人でパフォーマンスすることで、原曲の新たな魅力を引き出される。そんなケミストリーもまた、今回のツアーの見どころだろう。

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ミカ、結海、miyouもそれぞれの魅力をしっかりとアピールしていた。メンバー全員がメインを張れる実力を持ち、ハーモニーの精度やダンスを含めた表現力も兼ね備えたリトグリ。シンガー/パフォーマーとして求められるレベルはきわめて高いが、3人は持ち前のポテンシャルを発揮し、加入後5か月とは思えない、質の高いステージングを体現していた。
「グループに加入して、“リトグリは音楽を耳だけじゃなくて、目でもみなさんに楽しんでもらえるようになってるんだな”って気づきました」(結海)
「届けようとして歌ってるんですけど、みんなの顔を見ると泣きそうです」(miyou)
「リトグリには、ときめく曲があって。聴いてて優しい気持ちになれるし、そのたびにキュンとなります」(ミカ)といったフレッシュなMCも心に残った。

また、アサヒがゆっくりと観客に語り掛けるシーンも。
「この数年はもがきながら、何が正解なんだろう?と思いながら過ごしていました。そんななかでも、結海ちゃん、miyouちゃん、ミカちゃんが入ってくれたことによって、ようやく明かりが灯された気持ちになって。また夢を追って、この6人でがんばれることがすごく幸せに思います」そんな言葉に対して送れた大きな歓声と拍手は、ガオラー(リトグリのファンの名称)の6人に対する暖かいエールと祝福は溢れていた。

ライブ終盤ではキャリアを象徴する楽曲を次々と披露し、溢れんばかりの笑顔とエモーショナルな歌声で観客を魅了。前向きなバイブレーションのなか、ライブはエンディングを迎えた。

6人体制となって初の全国ツアー「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」は、今年12月まで続く。心と身体を開きまくって、今のリトグリをしっかりと体感してほしいと思う。

 
   

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