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普通のごぼうと「新ごぼう」の違いってなに?旬ごぼうのむき方、選び方とレシピ3選

教えて!gooウォッチ

皆さんは、ごぼうを定期的に食べているだろうか。歯ごたえのある食感と独特の風味があり、食物繊維をはじめとする栄養が豊富だ。しかしその反面、調理法で悩む人は少なくないようだ。「教えて!goo」にも「ごぼうの皮のむき方は?」と、ごぼう好きユーザーから質問が投稿されている。そこで今回は、ごぼうの旬、むき方、選び方、そして普段使いできそうなレシピについて、料理研究家の馬原香織さんに話を聞いた。


■ごぼうの旬、むき方、選び方

一年中店頭に並んでいるイメージのあるごぼうだが、旬はいつなのだろうか。

「ごぼうと新ごぼう、品種は同じですが収穫時期が異なります。新ごぼうは春から初夏にかけて収穫されます。ごぼうが育ち切る前に早採りするので、白っぽい見た目で柔らかく、土の香りが強くないため食べやすいです。普通のごぼうは秋から冬にかけて収穫し、貯蔵性が高いので年間通して売り場に並びます。土の香りが強く食感も固めで黒っぽい色をしています」(馬原さん)

土の香りが苦手な人は新ごぼうが食べやすいかもしれない。次に、皮むきについて聞いた。

「皮にも旨味や栄養があります。むかなくても食べられますが、土臭さが残る部分です。土臭さが苦手な方は、皮をむくことをおすすめします」(馬原さん)

流水で洗いながら、たわしや丸めたアルミホイルでこすると、土汚れと一緒に皮をむくことができるという。

「包丁の背で皮をこそげ落とす方法もあります。いずれにしても、ごぼうの旨味や栄養を逃さないよう、皮は表面だけを薄くむく方法がおすすめです」(馬原さん)

おいしいごぼうの選び方も聞いてみた。

「先の方まで太く、ひげ根の少ないものを選びましょう。乾燥しやすいので、すぐに使わない場合は、土つきのものを選びましょう。柔らかくぐにゃぐにゃ曲がってしまうものは避けてください」(馬原さん)

おいしいごぼうが手に入ったら、すぐ料理したい。


■普段使いできそうなごぼうレシピ 3選

自宅で使えそうな、おすすめごぼうレシピをご紹介いただいた。まずは「ごぼうや根菜と豚バラの甘辛」からだ。

「材料は、ごぼう(100g)、れんこん(100g)、さつまいも(100g)、豚バラスライス(150g)、片栗粉(大さじ2)、油(大さじ2)、です。調味料として、しょうゆ、砂糖、だしの素、水を準備します」(馬原さん)

そして、つくり方だ。

「 1) ごぼうは洗って皮をむき、斜めうす切りにします。れんこんやさつまいもは、半月切りにし、片栗粉をまぶします。2) 豚バラは食べやすい大きさに切ります3) フライパンで油を熱し、野菜を順番に焼いて取り出します。4) 豚バラを焼き、3)の野菜をフライパンに戻し、調味料を加えて煮絡めます」(馬原さん)

栄養バランスのよさそうなおかずである。次に「ごぼうチップス」の材料を聞いた。

「ごぼう(1本)、塩(適量)、青のり(適量)、酢(適量)、揚げ油(適量)、を準備します」(馬原さん)

つくり方だ。

「1) ごぼうを洗い、皮をむき、ピーラーで薄くスライスします。2) ごぼうを酢水に漬けてアク抜きをします。3) 170℃の油でカラリと揚げ、塩と青のりをまぶします」(馬原さん)

自家製の本格チップスの出来上がりだ。最後は、「ごぼうとベーコンのスープ」だ。

「材料は、ごぼう(100g)、玉ねぎ(1/4個)、ベーコン(2枚)、油(適量)、水+コンソメ(500ml)、塩こしょう(適量)です」(馬原さん)

そして、つくり方。

「1) ごぼうと玉ねぎは薄くスライスします。ベーコンは1cm幅に切ります。2) 鍋に油を熱し、玉ねぎとベーコンを炒めます。しんなりしたら、ごぼうを加えてさらに炒めます。3) 水とコンソメを加え、ごぼうに火が通るまで煮ます。塩こしょうで味を整え完成です」(馬原さん)

ごぼうは整腸作用をはじめ、健康によいとされている栄養が豊富だ。そんな日本を代表する特別な食材だからこそ、定期的に食べたい。今回教えてもらったことを参考に、ごぼう料理をより食卓に取り入れてはいかがだろう。


●専門家プロフィール:馬原 香織
料理研究家。調理師。食育インストラクター。フードビジネスプランナー。飲食店向けのコンサルティング会社にて、フードコーディネーターとして勤務した経験を活かし、「家族が喜ぶ、何度も使えるレシピ」をコンセプトに「Cooking Salon Mahara」を主宰。企業様向けのレシピ開発や料理ライターも担う。

画像提供:AdobeStock

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

 
   

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