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パ・リーグ球団別週間MVP ロッテ・中村奨吾が上昇気配、日本ハム・江越大賀は2戦連発

SPAIA

今季打撃好調の小田裕也

先週のパ・リーグはオリックスが3勝2敗1分けの成績で貯金を増やし、首位をキープ。西武に3連勝するなど4勝1敗と好調だったロッテが、ソフトバンクと入れ替わり2位に浮上した。逆に西武は1勝4敗1分けと失速し、3位とのゲーム差が3に広がっている。

SPAIAでは5月9日から14日までのwRAAを集計。本塁打数や安打数も含めて打撃面で貢献度の高い選手を「週間MVP」として球団別に紹介する。

wRAAとは、リーグの平均的な打者が同じ打席数の場合と比べてどれだけチームの得点を増やしたかを示す指標。平均的な打者なら0となり、貢献度が高いほど数値は大きく、低ければマイナスになる。wRAAが10なら、その打者が打席に立つことで、平均的な打者より10点増えたと評価できる。


首位・オリックスは、小田裕也がwRAA2.6でチームトップだった。スタメンでの出場は3試合だったが、いずれの試合でも安打を放つなど11打数4安打の打率.364。14日のソフトバンク戦では、今季初本塁打となる先制2ランも放った。

代走や守備固めでの出場が多いものの、今季ここまで21試合に出場して打率.429と打撃好調。杉本裕太郎が故障で離脱した外野の穴を埋めるべく、バットでもチームに貢献している。

中村奨吾が復調気配、柳田悠岐は大車輪の活躍

2位に浮上したロッテでは、中村奨吾がリーグトップのwRAA3.5をマークした。先週は17打数7安打の打率.412、1本塁打、5打点。9日の西武戦では、2号2ランを含む4打数4安打4打点の大活躍で勝利に貢献。気温の上昇とともに、状態を上げてきた。

ソフトバンクは柳田悠岐が23打数7安打の打率.304、2本塁打、5打点と好調だ。12日のオリックス戦で7号ソロを含む3安打を放つなど、3試合で複数安打を記録し、wRAAも3.2をマーク。覇権奪回へ主将が打線を牽引している。

西武は新助っ人のマキノンがチームトップとなるwRAA2.9をマークした。9日、10日のロッテ戦で2試合連続本塁打を放つなど、週間で21打数6安打の打率286、2本塁打、4打点。主砲・山川穂高不在の中、ベテランの中村剛也とともに打線を支えている。

江越大賀が2戦連発、浅村栄斗も上り調子

日本ハムは阪神からトレードで加入した江越大賀がwRAA3.3でチームトップだった。11日のソフトバンク戦で2018年以来5年ぶりの一発を放つと、13日ロッテ戦で2戦連発となる2号3ランを放つなど、先週は13打数5安打の打率.385、2本塁打、4打点をマーク。プロ9年目、30歳の外野手がいよいよ覚醒の時か。

楽天は浅村栄斗がチームトップのwRAA3.2を記録した。先週は24打数8安打の打率.333、2本塁打、6打点をマーク。12日の西武戦で6号ソロを含む2安打を放つなど6試合中5試合でヒットを放ち、うち3試合でマルチ安打を記録した。打率1割台と苦しんでいた主砲が、ようやく調子を上げてきた。

AクラスとBクラスでやや二極化が進みつつあるパ・リーグ。今週末には上位チーム対下位チームのカードが組まれている。下位3チームにとっては、交流戦前の踏ん張りどころの3連戦となる。

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