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セ・リーグ球団別週間MVP 阪神・近本光司が12球団トップ!DeNA宮﨑敏郎は打率4割キープ

SPAIA

近本は首位攻防3連戦で9安打の大活躍

先週のプロ野球セ・リーグは阪神が4連勝で首位に立った。逆にDeNAは5連敗で2位転落。他球団は順位の変動こそなかったものの、広島が5勝1敗で貯金2とし、中日は1勝5敗で借金9に増えた。

SPAIAでは5月9日から14日までのwRAAを集計。本塁打数や安打数も含めて打撃面で貢献度の高い選手を「週間MVP」として球団別に紹介する。

wRAAとは、リーグの平均的な打者が同じ打席数の場合と比べてどれだけチームの得点を増やしたかを示す指標。平均的な打者なら0となり、貢献度が高いほど数値は大きく、低ければマイナスになる。wRAAが10なら、その打者が打席に立つことで、平均的な打者より10点増えたと評価できる。


阪神は近本光司が好調だ。首位攻防戦となったDeNAとの3連戦では、5月12日が二塁打、三塁打を含む5打数3安打、13日は3打数2安打、14日は5打数4安打と大暴れ。6試合で計24打数10安打の打率.417、4四球、2盗塁をマークし、wRAA4.9で12球団トップだった。

14日には佐藤輝明が2本塁打を放つなど調子を上げており、近本がリードオフマンとしてかき回していることが得点力アップにつながっている。18年ぶりの「アレ」に向け、欠かせない存在だ。

広島マクブルーム、ヤクルト・サンタナも好調

5連敗中のDeNAは宮﨑敏郎がwRAA4.5でチームトップだった。先週は16打数8安打の打率5割をマーク。14日の阪神戦では8号、9号と2ラン2発を放ち、5打数3安打4打点をマークするなど好調だ。規定打席到達者では12球団で唯一、打率4割(.441)をキープしており、打線を牽引している。

3位・広島はマクブルームが20打数6安打、1本塁打、7打点、7四球を記録。wRAA2.4でチームトップだった。14日の巨人戦では3号満塁弾を放って勝利に貢献。先発のアンダーソンとともに投打の両助っ人が存在感を発揮した。

ヤクルトはサンタナがwRAA3.6をマークした。17打数6安打の打率.353、1本塁打。9日の阪神戦では31イニング連続無失点だった村上頌樹から左中間へ値千金の5号ソロを放った。昨季の三冠王・村上宗隆が不振の中、サンタナにかかる期待は大きい。

巨人・丸佳浩も復調気配、中日のルーキー村松開人は初アーチが満塁弾

巨人は丸佳浩が5試合連続安打と調子を取り戻してきた。12日の広島戦では3号2ランと4号ソロを放つなど、先週は21打数9安打の打率.429、wRAA4.46を記録。チームはなかなか勝率5割に戻せないが、丸が復調気配を見せているのは心強いだろう。

最下位から抜け出せない中日は、明治大からドラフト2位で入団したルーキー村松開人がwRAA3.4でチームトップ。先週は全6試合で安打を放ち、18打数8安打の打率.444をマークした。14日のヤクルト戦ではプロ初本塁打となる1号満塁弾。最近はショートのスタメンで起用されており、このままレギュラー奪取となるか。

セ・リーグは阪神が20勝一番乗りで貯金7に増加。交流戦まで残り2週間で差を広げるか、逆に他チームが逆襲するか、前半戦のポイントと言えそうだ。

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