
ドイツに住むサモエド犬のフェリックスは、左右の耳を自由自在に動かすことができるという特技を持っている。
飼い主と共に世界各地の名所に訪れ、サモエドスマイルと呼ばれる強烈にかわいい笑顔を見せながら、右耳と左耳を交互に動かして、世界中のネットユーザーたちを魅了しているんだ。
見ているだけでセロトニンがブーストされる、フェリックスの耳ピク芸を見ていこう。
左右の耳を交互に動かすことができるサモエド犬
ドイツ在住のデジタルフォトグラファーのスヴェンさんとジュリアさんカップルは、今年6歳になるオスのサモエド犬、フェリックスを飼っている。世界中を旅するのが大好きなカップルは、どこに行くにもフェリックスを連れていく。すでに33か国を共に旅してきたそうだ。
フェリックスは雪や砂を掘って遊ぶのが大好きだが、彼には面白い特技がある。左右の耳を交互に動かすことができるのだ。
観光名所の前に座り、得意げに左右の耳を動かし耳ピク芸を披露するのが、旅の恒例行事となっているようだ。
Ear dance in Milan
その愛らしい姿がYoutubeやTiktok、Instagramに投稿されると、たちまち世界中のファンが急増した。

サモエドはシベリアを原産地とする犬の品種で、白くてもふもふな被毛と「サモエドスマイル」と呼ばれる、笑っているような表情が魅力の犬だ。
性格は明るくて温厚、社交的とされている。きちんとしつけることで、人や他の動物と仲良くすることができるという。
寒冷地仕様のサモエド犬と上手に付き合う方法
もともとサモエドは元々トナカイを追いかけたり、そりを引いたりするお仕事犬だったので、たくさんの運動量が必要だ。また、寒い気候に適応した犬種なので、暑い時期には温度調節に注意が必要となる。夏場は室温を20~22度くらいに保っておく必要があるという。
賢いけど独立心が強いので、しつけは根気よく何度も繰り返すことポイントとなってくる。サモエドは人懐っこい性格なので、褒めたりご褒美をあげたりすることでやる気を引き出すことができるそうだ。
また、毛の量も多いため、ブラッシングやトリミングなどはこまめに行うことが重要だそうだ。
written by parumo