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生駒里奈「ピラメキーノ640」「初森ベマーズ」当時の<テレ東秘話>語る

テレ東プラス

好感度が見える薬で世界が変わる! 毎週日曜深夜1時35分からは、新感覚ヒューマンドラマ「好感度上昇サプリ」を放送。
「好感度サプリ」を服用することにより、“自分に好意を持つ人間の数”が見えるようになった谷村雄二(三浦貴大)は、行動ひとつで数字が上がることに喜びを感じるようになり…。


出版社に務める地味で冴えない谷村雄二を三浦貴大、雄二の同僚・斉藤佳奈を生駒里奈、インフルエンサー・NORIを久保田かずのぶが演じる。

「テレ東プラス」は、佳奈役を演じる生駒里奈にインタビュー。好感度に対する価値観、テレビ東京に対する印象などを語ってもらった。

「初森ベマーズ」の頃は忙しすぎて、“お芝居を楽しむ”という心の余裕はまるでなかったです


――好感度がキーワードになる本作。まずは、脚本を読んだ感想からお聞かせください。

「好感度は、かつては芸能人のように人気が関係する仕事に就く人が意識する言葉だったと思うのですが、今はSNSが浸透し、一般的に通用する、みんなが気にする言葉になったと思います。ちょっとのミスをしただけで好感度が下がり、やったことそのものよりも、その後の人生や仕事への影響が大きく出てしまうというのを見てきたので、現代ならではの題材だと感じました」

――生駒さんは、好感度を気にしますか?

「私は特に気にしないです。乃木坂46のメンバーとしてデビューをし、センターをやらせていただいたことで、世間のイメージと自分自身が全く別物であることに気づかされたんですね。いくら私が“本当はこういう人なんです”と主張したとしても、好感度は、良くも悪くも世間のイメージでしか作られないということを、幼いながらに知ることができました。
そこからは、好感度や他人にどう映るかということは気にせずに、仕事をしたいと思えるようになりました。
それと、過去に好感度を上げようとして頑張った結果、仕事にあまり影響がなかったという経験もしていて、それも好感度を気にしなくなった理由のひとつかもしれません」

――そんな生駒さんが、乃木坂46時代に、好感度より大切にしていたものは?

「あの頃は、番組のMCの方に話題を振られたらすぐ返せるであったり、ダンスが踊れるようになることの方が大事でした。地道な練習の成果はすぐには浸透しませんが、噂話と同じように、3カ月ぐらい経つと浸透していく。今、頑張ることで、その後が良くなるという発想で、目先のことにとらわれず頑張っていた時期がありました」――今回のドラマでは、会社員の佳奈を演じます。

「これまで、比較的キャラクター性の濃い役を演じさせていただく機会が多く、佳奈のように普通の会社員を演じることが一番難しいと感じていて…。会社務めの経験がない私にとっては、全てが想像でしかないというのも大きいです。“本当はどんな感じなんだろう?”といつも疑問に思っています。
街に出て人間観察をするのが好きなので、そういう時に見かけた働く女性たちのたたずまいや仕草、しゃべり方、歩き方などを記憶するようにしていますが、今回も、その記憶を引き出し、そこに自分の想像をプラスして演じました。ですが、自分とリンクしない役の方が想像が膨らむので、難しい分、楽しいとも感じます」


――共演した三浦さんの印象は?

「三浦さんが出演している『仮面ライダーBLACK SUN』を見ていたので、最初にお話を聞いた時はうれしかったです。三浦さんも私も人見知りなので、初日に“『仮面ライダーBLACK SUN』見ていました。めちゃくちゃカッコよかったです”と伝えたくらいで…。もう少しお話したかったです(笑)」

――ドラマの設定では、頭上に好感度の数字が見えます。これがファンタジーというかコミカルというか…。

「実は撮影の時、頭の上に数字を書いた棒をかざしていたんです。それがものすごく面白かったんですが、“こんな風に見えてしまう世の中は大変だ”と思いました。
私は、好感度を気にしたところでしかたがないと思えるタイプなので、サプリは絶対に飲みません(笑)。自分が大切にする価値観の中で生きていきたいと思います」

――先ほどもお話に出ましたが、これまでさまざまな役を演じています。お芝居は楽しいですか?

「楽しいです。自分自身でいるよりも役を演じている方が、人前に立つ時に楽なんです(笑)。どんなことを話しても自分の発言ではないので、心が楽です。
さまざまな作品と出会って感じることも多いので、今後も自分の人生を変えてくれるような作品と出会ええるか…楽しみながら挑戦していきたいです」

――生駒さんは乃木坂46時代も、「初森ベマーズ」(2015年テレビ東京)などのドラマに出演しています。当時のことは覚えていますか?

「あの頃は本当に忙しすぎて、実はあまり記憶がないんです(笑)。今のように“お芝居を楽しむ”という心の余裕はなかったです。ドラマ以外にも、テレビ東京では『ピラメキーノ640』(2013~2015年テレビ東京)などのバラエティーに出演させていただきましたが、すごく面白い企画だったのに、いかんせん忙しすぎて、心から楽しめなかったのが心残りです。もうちょっと楽しんでやりたかったです(笑)。
よく“テレビ東京らしい”という言葉を聞きますが、今回もまさしく“テレビ東京らしいドラマ”だと思いました。設定はファンタジーですが違和感がなく、どこか“ありそう”と思える。そんな不思議なドラマになっています」

(取材・文/玉置晴子)

【第2話 あらすじ】


谷村(三浦貴大)は、処方された「好感度サプリ」で自分の好感度を知る。同僚の後藤(藤代太一)や佳奈(生駒里奈)、取引先の高橋(黒須洋嗣)と比べても圧倒的に低く、周囲に自分より低い数字の人間が一人も見当たらない事実に愕然とする。
混乱した谷村は再度クリニックを訪れ、松原医師(萩原聖人)から「好感度を上げるトレーニング」の提案を受ける。講師からのアドバイスをもとにトレーニングを続けると…。
 
   

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