
ブラジルに住む男性と妻はこの日近くの町にドライブに出かけた。ファミリーレストランに立ち寄ったところ、クレーンゲームが置いてあるのを発見。
クレーンゲームに目がない男性は早速トライ。何回かチャレンジしたところ、ついに象のぬいぐるみがクレーンにかかった。
よし、ゲットだ!と思いきや、景品口から出てきたのはなんと茶トラの猫!
象が景品口に落ちた時に、そこで寝ていた猫が目を覚ましてでてきたようだ。男性は、予期せぬ「おまけ」に大喜びで猫を抱き上げた。
立ち寄ったファミリーレストランでクレーンゲームを発見
この日、ライダー・ソアレスさんと彼の妻は、ブラジルの自宅からそう遠くないニオアケという小さな町にドライブに出かけた。ファミリーレストランに立ち寄り、一息ついて食事をすることに。そこでソアレスさんは店内にあるクレーンゲームを発見。ソアレスさんはクレーンゲームが大好きで、見かけると必ずプレイせずにはいられないという。
ソアレスさんは何枚かコインを投入し、ガラス越しに見える象のぬいぐるみを狙った。奥さんはその様子をスマホで撮影。

見事象のぬいぐるみをゲット、だが景品はそれだけじゃなかった
すると、うまいこと象のぬいぐるみがアームにひっかかり、ゲットすることに成功した。だが彼が勝ち取った景品はそれだけではなかったようだ。景品口からぬいぐるみを取り出そうとすると、茶トラの猫が出てきたのだ。

景品口で昼寝中だった猫
どうやらこの猫、景品口でお昼寝をしていたようで、ぬいぐるみの象が下に落ちてきたことで、眠りから目覚めたようだ。眠りから覚め、外に出た猫は大きく伸びをした。

予想外の景品登場に夫婦は大笑い
「とても現実離れした出来事だったので、思わず大笑いしてしまいました」とソアレスさん。「私は動物好きなので、彼を見つけた瞬間、迷わず抱き上げました。とてもかわいかったんです!」と、心からこのサプライズを喜んだ。

猫もお持ち帰りしようとしたら、この店の看板猫だった
ソアレスさんはもしこの猫に飼い主がいないのなら、これも何かの縁と、自分の家族として飼おうと思い、店の人に尋ねてみた。するとこの猫は、この店「Ype Auto Posto」のマスコット的存在で、スタッフらがきちんとお世話をしているという。
スタッフのニャンドラ・コスタによると、このオス猫の名前はガーフィールドと言い、時々クレーンゲームの中でお昼寝をすることがあるそうだ。
結局、ソアレスさんが家に持ち帰ることができたのは、ぬいぐるみの象だけだったが、ガーフィールドとの出会いは忘れられぬ思いでとなったようだ。
我々のちょっとした日常の中にも新鮮な驚きや喜びが隠れていることだってきっとあるはず。好奇心を忘れずに前を見ながら明日を生きてみるか。
Guy Playing On Claw Machine Wins A ‘Prize’ He Hadn’t Bargained For – The Dodo / written by parumo