
どこかの海辺で1匹のアシカの赤ちゃんに遭遇した男性は、そのかわいらしい姿に黙っていられず、声をかけてみた。
するとアシカベイベーは、男性の方に向かってとてつもなくかわいらしい声で鳴いたのである。
これは老若男女のみならず、全動物の庇護本能が炸裂する声だ。セロトニンが脳内からダダ漏れして足元に水たまりができるかと思ったよ。
男性に話しかけられかわいらしい鳴き声でこたえるアシカの赤ちゃん
Twitterに投稿されていた、アシカの赤ちゃんが男性の呼びかけに応じで鳴き声でこたえる動画が、あまりにもかわいすぎて170万回以上再生されている。
そういう私も10回以上再生してしまっているわけだが、声もさることながら仕草や表情もかわいくって、いとおしくって、尊くって、はい降参。白旗をすぐに上げた。

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エクアドルで撮影された映像らしいが、男性がなんと話しかけているのかは、英語ではないのでちょっとよくわからない。
アシカの赤ちゃんは男性に向かって、弱々しく「ハゥゥウ」とこたえている。

親御さんと迷子になってしまったのだろうか?どことなく寂しそうにも見えるし、涙を浮かべているようにも見える。
すぐに現地に行って親御さん探しをしてあげたくなるぐらいには庇護欲を掻き立てられるぜベイベー。以下の動画を要音声で聞いてみてね。
This is URGENT. Stop what you’re doing this very second and look at this baby sea lion and listen to its little voice right now!!! pic.twitter.com/lwAam6xK6Y
— Jennine (@jennineak) January 24, 2023
鳴き声でコミュニケーションをとるアシカの赤ちゃんと母親
アシカの赤ちゃんの鳴き声には、親子の絆を深めるための重要な役割があるという。通常アシカの赤ちゃんは、生まれてから約1年間は母親と一緒に暮らし、その間、母親と赤ちゃんは互いに鳴き声でコミュニケーションをとる。
アシカの赤ちゃんの鳴き声は、人間にとっては同じようなかわいらしい音に聞こえるが、実はそれぞれ微妙に違いがあり、母親と赤ちゃんは、鳴き声で互いを識別することができるそうだ。
母親は、狩りに出かける際に赤ちゃんを海岸に残していくが、帰ってくるときには自分の赤ちゃんの鳴き声を聞いて探すそうだ。
また、赤ちゃんも母親が近くにいるかどうかを鳴き声で確認するという。お互いの声が聴き分けられるので、狩りの間離れていても大丈夫なんだね。
てことは、この動画の赤ちゃんのお母さんも狩りの最中で、赤ちゃんは海岸でお母さんが帰ってくるのを待っているのかな?
無事にお母さんが帰ってきてくれるといいね。

SNSに投稿される動画の場合、一部を切り取られて拡散され、伝言ゲームみたいに、オリジナルがわからなくなっちゃうことがあるんだけど、この後赤ちゃんがどうなったか、知っている人がいたら教えてくれると嬉しいな。
written by parumo