「映画『聲の形』」など数々の秀作を送り出してきた山田尚子監督のオリジナル作品「Garden of Remembrance」が、アヌシー国際アニメーション映画祭(6/11〜17開催)で特別上映されることが決定した。
「Garden of Remembrance」は、アネモネの花をテーマに、〈きみ〉〈僕〉〈おさななじみ〉の3人の感情の揺れを鮮麗に描いたハートフルショートアニメーション。
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アニメーション制作はTVアニメ『平家物語』でも組んだサイエンスSARUが担当、キャラクター原案は漫画家・水沢悦子(漫画『花のズボラ飯』の作画など)、音楽は “可愛くてかっこいいピチピチロックギャル” として活動するシンガーソングライターのラブリーサマーちゃんが書き下ろす。
映画リリースは2023年を予定。期待して待ちたい。
Story
空のビール缶・ウィスキーグラスが床に置かれ、
部屋の端には画材やエレキギターが並ぶ、少し散らかった「きみ」の部屋。
携帯のアラームが鳴って、ぼんやりと起き上がり「きみ」1人の朝が始まる。
「ぼく」が好きだったアネモネの花、それは「ぼく」との思い出を繋ぐ大切な花。
ある日部屋のクローゼットを開けると「ぼく」との思い出が「きみ」を包み込んでいき…
これは「きみ」と「ぼく」、そして「おさななじみ」との “さよなら” を描く物語──。