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日本は7ランクアップ! 世界幸福度ランキング・2023年版 ウクライナも上昇

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 国連「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」は3月20日、世界幸福度報告書の2023年版を発表した。日本の幸福度はやや改善し、ウクライナでもクリミア併合直後よりも高い水準を維持した。

◆上位20ヶ国は北欧・欧米目立つ
 幸福度の上位20ヶ国は、次のような顔ぶれとなった。北欧諸国を中心に、欧米の国々が多くランクインしている。カッコ内は国別の「生活評価」スコアを示す。

1位:フィンランド(7.804)
2位:デンマーク(7.586)
3位:アイスランド(7.530)
4位:イスラエル(7.473)
5位:オランダ(7.403)
6位:スウェーデン(7.395)
7位:ノルウェー(7.315)
8位:スイス(7.240)
9位:ルクセンブルク(7.228)
10位:ニュージーランド(7.123)
11位:オーストリア(7.097)
12位:オーストラリア(7.095)
13位:カナダ(6.961)
14位:アイルランド(6.911)
15位:アメリカ(6.894)
16位:ドイツ(6.892)
17位:ベルギー(6.859)
18位:チェコ(6.845)
19位:イギリス(6.796)
20位:リトアニア(6.763)

 SDSNは国ごとにアンケート調査を実施し、各国の生活評価スコアを毎年算出している。2023年の幸福度ランキングは、2020年から2022年までのスコアを集計対象とし、平均値が高い順にランク付けした。

 質問は、キャントリル尺度と呼ばれる手法で実施された。これは、回答者が自分の現在の人生について、「0」(はしごの最低の段、つまり最悪)から「10」(はしごの最上段、つまり最高)までのどの段階に位置しているかを、計11段階評価で回答するものだ。国の幸福度を推し量る手法としては一般に、国内総生産(GDP)や健康寿命など客観的な数値による分析手法が存在する。これに対し本調査は、回答者が自身の人生をどう認識しているかを問う、主観的な設問をベースとしている特徴がある。

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◆日本は上位から3分の1ほどの地点にランクイン
 全137の国と地域中、日本は47位(スコア6.129)となり、おおむね上位から3分の1程度の位置づけとなった。残念ながら先進国としては、低めの順位となっている。ランキングで日本の付近に位置づけられた国としては、42位から52位までの順に、バーレーン、グアテマラ、カザフスタン、セルビア、キプロス、日本、クロアチア、ブラジル、エルサルバドル、ハンガリー、アルゼンチンとなっている。

 参考までに、日本と欧州連合(EU)を除く主要7ヶ国(G7)の順位は、13位のカナダ、15位のアメリカに続き、16位のドイツ、19位のイギリス、21位のフランス、そしてやや離れて33位がイタリアとなっている。

 もっとも、日本はここ数年でゆるやかに順位を回復しつつある。1年前の2022年調査(2019〜2021年平均値)では、日本は54位(スコア6.039)となっていた。さらに前年の2021年調査では、56位(5.940)となっており、順位・スコアともにゆっくりと改善がみられる。





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◆ウクライナはスコア微減も、順位は向上
 戦争の影響を受けているウクライナは、最新の2023年調査において、下位から3分の1ほどに位置する92位(スコア5.071)となった。今回の戦争期間が含まれない前回調査と比較すると、スコアは微減しているものの、順位を6つ上げた。2022年調査(2019〜2021年平均値)では98位(スコア5.084)、2021年調査では110位(スコア4.875)となっていた。

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