《さんまさんは自宅を隠すつもりないでしょ。玄関前に面白い像があるし》
などの声があがった。
『ホンマでっか!?TV』に出演していた生物学者の池田清彦氏は、さんまの発言に対し、「東京は千代田区が一番安全だよね。水害もないしね」と解説したが、実際、どうなのか？ 本誌カメラマンがこう語る。
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「さんまさんの自宅があるエリアには国会議事堂や最高裁判所、自民党本部などが集まっていて、近辺では、日常的に警官による警備がおこなわれています。
一般人がお店を探しているうち道に迷って、たどり着くような場所でもありません。さんまさんが住むエリアに限れば、千代田区のなかで屈指のセーフティーゾーンなのは間違いありません」
だが、これが千代田区全体となると、話が変わってくる。部屋探し情報サイト「Rooch（ルーチ）」が発表している「東京23区の治安が良い街ランキング」というデータがある。これは、警視庁の「区町村別犯罪件数データ」を、各自治体の人口数で割り、犯罪発生数を算出したものだ。
このランキングによれば、なんと23区のなかで治安ワーストなのが千代田区だ。居住人口は6万6786人と東京23区で最も少ないにもかかわらず、犯罪発生件数は1856件。犯罪発生率は2.78％だ（23区の平均犯罪発生率は0.59％）。2％超えは千代田区だけで、渋谷区（20位）や新宿区（21位）より治安が悪い。
同サイトによれば、東京駅と秋葉原駅があることで、千代田区は「ほぼ毎年と言っていいほどワースト1位」なのだという。両駅とも周辺に飲み屋が多く、多くの人が集まるため犯罪件数が多いのだそうだ。
意外といえば意外だが、さんまが秋葉原あたりの飲み屋にぷらりと出かけることもないだろうから、問題はないのだろう。
