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reche、ソロファーストライブ開催!未発表曲や宇多田ヒカル、神田沙也加のカバーも披露

DI:GA ONLINE

reche gallery#101 on live 20230407 in Zepp DiverCity TOKYO
2023年4月7日(金)Zepp DiverCity(TOKYO)

アーティストのreche(リシェ)が2023年4月7日、Zepp DiverCity(TOKYO)[東京都江東区]で、ファーストライブ『reche gallery#101 on live 20230407 in Zepp DiverCity TOKYO』を開いた。recheは、EGOIST:楪いのりのボーカル『chelly』(チェリー)として2011年11月に始動、21年6月に『reche』としてソロ活動をスタートした。
会場では1枚目のアルバム『gallery#101』に収録した楽曲のほか新曲も披露。中盤には4月12日に誕生日を迎えたrecheのために、ファンが「ハッピーバースデー」を歌う場面もあった。運ばれてきたケーキを目にしたrecheは「サプライズには弱いんです」と感激した様子。「みなさんにお祝いしてもらったことが思い出になる。うれしいです」と喜んでいた。

会場のロビーでは、3月31日まで東京駅の地下通路で開催されていたパネル展『gallery#101 on real @ TOKYO STATION』を『on live x on real』として開催。『gallery#101』の世界を表現したアートパネル12点を並べたロビーでは、繊細で美しい作品を熱心に見つめたり、スマートフォンなどで撮影をするファンの姿があった。
(『gallery#101』特設サイト>>https://www.gallery101.online/ )

午後から雨が降り出した東京。開演時刻になると、舞台に設置された大小様々なサイズのスクリーンにも、しとしとと雨が降る映像が映し出された。ジーン・ケリーが歌った「雨に唄えば」のメロディーが流れる中、白い傘をさしたrecheがゆっくりとステージに登場。中央で傘を閉じると、「雨は上がった」という一声に合わせ、ピアノの演奏がスタート。スクリーンには青空が広がっていった。

始まった「imagination -after that-」では、美しく晴れ渡った空に合わせ、手にしていたサイリウムをブルーに染め揺れるフロア。曲の最後には、「その先の世界を見に行くんだ」という言葉にインスピレーションを得たという、イラストレーターの川上リョウが、虹に向かって坂道を下っていく少女を描いた作品が、スクリーンの真ん中に映し出されていた。

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幻想的な演出に息をのむのもつかの間、2曲目の「Liar!」では躍動感あるイントロに会場が真っ赤に染まっていく。揺れるサイリウムは、recheとともに歌っているかのよう。ラストにrecheが「♪気を付けな背後」と叫ぶと、フロアから大歓声が起きていた。

最初のMCでは、コロナ禍で制限されていた観客の声出しなどが、解禁になったことをお知らせ。続いて「久々のあれをやりたいと思います」と提案したrecheは、「男子!女子! コンタクトの人!メガネの人!裸眼の人!」と客席に向かって声掛け。拍手と歓声を受け止めたrecheは「やったぁ。これをやりたかったんだよね」と笑顔を見せていた。

「夏を先取りしようと思います」と始まった夏シリーズでは、「IF」、「虹色の夏」、「あの夏の隠れ家」と続けた。MCではカバーした「虹色の夏」に触れ、「神田沙也加さんが歌っていました。ライブの準備をする期間、調子が悪かったときがあったのですが、急に歌がうまく歌えるようになったんです。何も考えずに歌える時間があって、これは(神田さんが)おりて来たのではと、泣きそうになりました。お力をいただけたという思いがありました」と神田さんへの思いを明かしていた。

続いてゲストを呼び込みたいと話したrecheは、この日がデビュー日という中国出身の新進気鋭クリエイター、philoi(フィロィ)を招き、philoiが作詞・作曲とボーカル参加した「前も晩」で共演。ダブルボーカルが日本語、英語、中国語で繰り広げる唯一無二の世界に、会場の熱が上がっていく。philoiの新曲『微醺(ビクン)』では、妖艶な雰囲気の中でrecheとともに声を合わせていた。

2曲パフォーマンスしたphiloiは「聴いてくれてありがとう」と感謝。さらに「自分のオリジナル曲を、recheさんと歌えてうれしいんです。微醺は、ほろ酔いの意味があるので、ほろ酔いの状態で(楽曲を)書きました」と秘話を語っていた。

ステージの下手に「ディーバクラブ リシェ」のネオン看板が灯った中盤は、お台場のライブハウスがスナックに変化。後ろに酒のボトルが並んだカウンターには、サポートバンド「cloud9band(クラウド・ナイン・バンド)」でバンドマスターを務めるベーシストの永田範正が、店のマスターとしてスタンバイ。酒を作るシェイカーの代わりに、楽器のシェイカーを振り、前半までコーラスを務めていたふたりの美女を出迎えた。

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