春からの新生活に向けて、挨拶用に手土産を探している方も多いはず。そんなシーンにぴったりな、おしゃれでおいしいと高評価のフィナンシェをご紹介します。材料や作り方にもこだわりが詰まっていて、ラッピングもセンス抜群!きっと喜んでもらえるラインアップです。
話題のブロンドチョコレートを使ったラグジュアリーなフィナンシェ
東京ミッドタウン日比谷に本店がある「パティスリー&カフェ デリーモ」のフィナンシェです。大人の雰囲気が漂うスモーキーな香りのチョコレートを混ぜ込んだ生地は、しっとり食感。中には、とろりとした塩キャラメルが入っています。
また天面には、ブラック、ミルク、ホワイトに次ぐ第4のチョコレートと言われる話題の「ブロンドチョコレート」を贅沢にディップ。ブロンドチョコレートは、カカオバター約40%、砂糖21%という配合で、リッチな味わいです。ビスケットのような香ばしさも感じ、チョコレートの奥深さを体感できます。
フィナンシェはスタイリッシュな箱に入っており、ラグジュアリー感も抜群!喜ばれること間違いなしの、プレミアムな手土産です。
表面のチョコはパリっと、フィナンシェの外側はさっくり香ばしく中はほろっと柔らかく、食感のコントラストが楽しめます。バターが効いた生地はココアパウダーのほろ苦さやショコラのマイルドなコクもあいまって、風味豊かで奥深い味わいです。
ブロンドチョコは今回初めて食べましたが、口どけとともにクッキーなど焼き菓子に似た香りが広がり、他のどのチョコよりもフィナンシェと相性がいいように感じます。(ことぶきさん)
アーモンドパウダーのみを使用した、見た目も華やかな贅沢フィナンシェ
小麦粉を使わず、アーモンドパウダーのみで作り上げた本格フィナンシェ。シチリア産とカリフォルニア産の2種類のスイートアーモンドを自社製粉し、外はカリッと中はしっとりした食感に仕上げています。またそのほかの原材料にもこだわっており、焦がしバターと卵白などシンプルな素材だけで焼き上げているのが特徴です。
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味はプレーン、抹茶、ヘーゼルナッツ、カシス・グロゼイユ、そしてオレンジの5種類。どれも香ばしい生地とフレーバーとの相性がバッチリで、贅沢な味わいです。それに金粉やチョコレートがかけられていて、見た目も華やか。かわいらしいピンク色のパッケージに入っているので、贈り物にも喜ばれます。
抹茶は、濃厚な宇治抹茶のソースとコーティングされた抹茶チョコが甘過ぎず大人の味。ヘーゼルナッツは、プレーンのつぶつぶ食感に粗めのヘーゼルナッツの食感も加わり香ばしい!
カシスグロゼイユは、少し酸味のあるカシスとグロゼイユにフランボワーズのバターグラッセをコーティングしてあり、美味しい紅茶といただきたくなる逸品。オレンジは、オレンジピールとホワイトチョコのバランスが絶妙でした!(s&yさん)
本物志向の方におすすめ!京都の老舗茶商が作った日本茶のフィナンシェ
京都の宇治に本店を構える老舗茶商「中村藤吉本店」が作るフィナンシェ。お茶の専門家が手掛けるだけあって、日本茶の素晴らしさを感じられるスイーツです。
フレーバーは、抹茶とほうじ茶の2種類。抹茶はコクと旨味、そして後からふわっと感じる渋味のコントラストがたまりません。ほうじ茶は、お茶独自の香ばしさをしっかり感じながらも優しい味わい。またバターとアーモンドプードルを使った生地もお茶の風味を存分に引き立てており、お茶ならではの深みと芳醇な香りを楽しめます。
毎年獲れたお茶の特徴によって微調整を加えながら、進化し続けている絶品フィナンシェ。お茶好きの方や、本物志向の方におすすめの手土産です。
抹茶のフィナンシェは控えめな甘さで、抹茶本来の香りや苦みを堪能でき、フランスのパティシエも生み出せないような絶妙な味わい。ほうじ茶のフィナンシェは、ほうじ茶の苦みと甘みの両方の余韻が楽しめ、抹茶とはまた違った美味しさ味わうことができます。
どちらもお茶本来の香りと風味を生かすため、砂糖の甘さは控えめなのも、大人にはうれしい。お茶を知り尽くしたお店が手掛けるからこその美味しさが楽しめます。(鈴木あさみさん/ファームマエストロ協会理事長、料理研究家)
えびす様&ゴールドの箱がおめでたい!大納言小豆入りのフィナンシェ
世界一売れているフィナンシェとしてギネス世界記録にも認定されたことがある「アンリ・シャルパンティエ」のフィナンシェ。そのフィナンシェに大納言小豆を入れた、おめでたい焼菓子です。