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【大阪杯予想】23年間勝利なしの関東馬はジンクスを覆す? 好調馬番に入った「狙い馬」はどれだ?

netkeiba.com

 今週の開催は「中山・阪神」の2場となる。

 重賞は、土曜日にダービー卿CT(GIII・中山・芝1600m)。日曜日に大阪杯(GI・阪神・芝2000m)が開催される。今週は、やはり春の芝中距離王決定戦ともいえる大阪杯にスポットを当て馬券の傾向を探っていこう。

1. 1・2・3番人気馬で上位独占は03年以来なし?

 GIに昇格してから今年で7年目。前身は、開催時期も同じだったGII産経大阪杯である。阪神競馬場で芝2000mという点は変わらないが、やはりGIとGIIでは若干の違いはあるだろう。ここではGIとなってからの過去6年データを重視しながら、不足な点を過去10年データを使って探っていく。

 いつものようにまずは上位人気馬の成績チェックから。

 過去6年では1番人気馬は2勝【2・0・2・2】という成績。これが過去10年だと【3・1・3・3】。全体的にはまずまずの成績という感じだ。

 2番人気馬は過去10年で【3・2・1・4】で1番人気とほぼ同レベル。一方、昨年までまったく成績を残していなかったのは3番人気馬。ようやく昨年レイパパレが2着となって【0・1・0・9】となったが、勝利となるとGII時代の09年産経大阪杯ドリームジャーニー以来一度もなし。3番人気馬はジンクス的に嫌な感じはする。

 ちなみに1番人気馬と2番人気馬の両方が馬券圏内から消えるという事象は、06年以来起きていなかったが、昨年はそれが16年ぶりに発生した。そのかわりに3番人気馬が馬券圏内になったのだろう。さらに1・2・3番人気だけで上位独占ということは、03年以来一度も出ていない。人気馬同士だけの馬券はあまり買いたくない。

2.高配当なら馬連を狙え?

 次に配当の傾向をみていこう。

 ここ2年、馬連は万馬券の連続。一昨年は「4番人気&6番人気」で1万9080円。昨年は「8番人気&3番人気」で1万0980円と高配当になっている。1番人気は4年連続で連対を外しているのだ。まあ21年コントレイルが3着に敗れるくらいだから、カンタンなレースではないのだ。

 ちなみにGIに昇格した後の6年は、馬連で10倍以下の堅い配当はなし。上位3番人気までの馬を軸にしたとしても、相手は「4-9番人気」あたりで狙わないと獲れないレースなのだ。

3.23年間勝てない関東馬?

 とにかく大阪杯は、関西馬優勢がずっと続いている。

 GIになっての過去6年で、関東馬で馬券圏内になっているのは、20年3着ダノンキングリー(1番人気)だけ。過去10年でも関東馬の好走はそれだけしかない。

 勝った関東馬を探していくと、99年のサイレントハンター(1番人気)までさかのぼらないとならない。つまり大阪杯は23年間も関東馬は勝てていないのである。

 昨年の単勝1倍台だった1番人気エフフォーリアもこのジンクスを覆すことはできずに9着敗退…。関東馬という呪縛は、今年の関東馬、スターズオンアース、ヒシイグアス、ノースブリッジ、ラーグルフにどう影響するのだろうか?

4.馬番「5・6・7・8番」がすべて外れることはない?

 大阪杯は、GII時代も含めるとなぜか3枠が強いレース。

 GIに昇格してからも3年連続で連対していたくらい相性が良い。しかし近3年では3枠は馬券圏内にはなれていない。今年は3枠にワンダフルタウンとヴェルトライゼンデが入った。

 さらに、過去10年の傾向を見ると、馬番「5・6・7・8」番が必ず連対している。この4頭がすべて馬券から消えることはないのだ。今年は上記の3枠2頭に加え、4枠に7番マテンロウレオ・8番ラーグルフが入った。今年の結末やいかに?

(netkeiba編集部)

 
   

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