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今さら聞けない!よく使うスマホ用語集

日刊ホントの話

従来からのガラケー(フィーチャーフォン)で使われてきた3G回線はそろそろ役割を終えることになるようです。この先の携帯電話はスマホ(スマートフォン)一択となるわけですが、スマホはカタカナ用語が多すぎるとは言えないでしょうか。

でもこの壁を乗り越えればあとはそこまで難しいことはありません。よく耳にするスマホ用語についてここで整理しておきましょう。

●OS、アプリとはなにか

【OS】
 オペレーティングシステム(Operating System)の略で、このOSが入っていることによって私たちはスマホを操作することができます。現在のところApple社が提供するiOSとGoogle社が提供するAndroidの2つがシェアのほとんどを占めています。iOSはApple社の戦略によりiPhoneやiPadなどの同社製品以外には使われていませんが、Google社のAndroidはさまざまな企業が製造するスマホやタブレットなどで広く使われています。

【アプリ】
 もともとはアプリケーションの略です。具体的にはLINEや電卓、Yahoo天気、インスタグラムなどなど一つの目的をもった機能のパッケージです。アプリを使うことでスマホにさまざまな機能を追加していくことができます。購入した段階で入っているものもたくさんありますが、アプリを入れるアプリ(iPhoneならApp Storeアプリ、AndroidならGoogle Playアプリ)から欲しいものを随時、追加していくことができます。

●画面操作に関するワード

【タップ】
 画面(タッチパネル)を指で軽く叩く操作です。PCでのクリックに該当します。アプリを立ち上げるとき、何かを決定する時などに行う操作です。2回連続して「トントン」と叩く「ダブルタップ(PCだとダブルクリック)」や、長押しする(指を当てたままの状態にする)「ロングタップ(タッチ長押し)」といった操作もあります。

【ピンチ】
 ピンチとは「つまむ」の意味。2本の指を画面に触れさせて指同士をつまんだり開いたりする操作です。指の間隔を広げれば拡大(ピンチアウト)、縮めれば縮小(ピンチイン)となります。画像や文字を拡大したり、元の表示サイズに戻したりするときに行うことが多いです。

【スワイプ】
 画面に指が触れている状態で指を滑らせて画面から離すことで、表示の切り替えを行う方法です。本のページを一枚ずつめくるような感覚で表示画像を切り替えることができます。特に画像を一枚ずつ見ていくときや、電子書籍を読んでいて次のページに進む時などによく使います。

【スクロール】
 画面に指が触れている状態で上下もしくは左右に指を動かす操作です。使う場面としては主にWebページやPDFなどを読み進めたり、上に戻ったりする操作のときと言えるでしょう。動きとしてはスワイプに近いですが、スワイプはさっと指を動かして画面から離すのに対して、スクロールは指を画面につけたままゆっくり動かす場合が多いです。

●アプリやデータの保存に関するワード

【インストール・アップデート】
 アプリを本体に入れて使えるようにする操作をインストールといいます。一方、アップデートはすでにインストール済みのアプリを最新版にすることです。どちらも基本的にiPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playからおこないます。インストール済みのアプリに新しいものがある場合、App StoreやGoogle Playにお知らせがきます。早めにアップデートしておいた方が安心です。

【ストレージ・クラウド】
 ダウンロードしたアプリや保存した写真や動画、ゲームのセーブデータなどは全てデータとして保存されています。このデータが保存されている本体の場所がストレージです。クラウド(クラウドストレージ)とはインターネット空間での保存領域です。iCloudやGoogleドライブ、Googleフォトライブラリといったものが代表的ですが、特にスマホを修理に出すときなどはクラウドにデータを保存しておくと、データの損失を防ぐことができます。

●通信に関するワード

【5G(ファイブジー)】
 スマホがインターネットに繋がるときの通信規格です。これまではLTE(4G)と呼ばれるものが主流でしたが、今後はより早く一度に大容量の通信ができる5Gと呼ばれる規格に移行していきます。新しいスマホではこの5Gに対応したものも増えています。

【Wi-Fi(ワイファイ)】
 インターネットに無線で接続するためのものです。家などではインターネット回線の契約をしたのち「Wi-Fiルーター」を設置することで使うことができます。最近では街中や駅、カフェなどで設置され、無料で使える場所も増えています。ただしセキュリティの問題があるので、知らないWi-Fiにつなぐときには注意が必要です。また、「モバイルルーター」を購入して契約すると無線Wi-Fiの環境を持ち歩くこともできます。

【Bluetooth(ブルートゥース)】
 おもに、近くの機器を無線でスマホに接続するワイヤレス通信規格です。つなぐ機器はワイヤレスイヤホンが代表的ですが、他にもスピーカーやパソコン、マウス、カーナビなど、Bluetooth対応機器であればさまざまな機器を接続することができます。

【テザリング】
 スマホをモバイルルーターとして使うことができる機能です。これにより他のスマホやタブレット、ゲーム機器、パソコンなどの通信機器をインターネットに接続することです。テザリングを行うことでWi-Fiなどの通信環境がない場所でもスマホの4G(LTE)回線や5G回線を使って機器をインターネットに接続することができます。ただし、通信会社やプランによってはテザリングオプションに加入する必要もあるようです。またテザリングを行うとスマホの通信量はそれだけ増えます。従量制の契約プランの場合は特に意識する必要があります。テザリングで他の機器をスマホに接続する方法は、USBケーブルをつかっての接続のほかBluetoothやWi-Fiを使う方法もあります。

 ここでは基本的なワードの意味を紹介しました。初めのハードルはやや高いかもしれませんが、実際に使っていけばあとはすぐになれるはずです。スマホをある程度使いこなすことができれば、生活の質は大きくかわるはず。ぜひ操作しながら言葉の意味を掴んでクリアしましょう。

<参考サイト>
【初心者向け】全部知ってる?スマホの基本的な用語集|dmarket
https://dmarket.docomo.ne.jp/trend/useful/84672/index.html
5分でわかる!今さら聞けないスマホの基本用語集|@DIME
https://dime.jp/genre/1070764/
フリーWi-Fi(ワイファイ)の危険性とそれを避ける方法|DTI
https://dream.jp/mb/tips_m/wifi18.html

 
   

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