すると、「これには結構理由があって」と切り出した福岡さんは「配信って無限に時間が溶けるんですよ。やればやるほど稼げる代わりに、長時間やらないと稼げない。家にいて何十時間も（配信を）やってたら段々精神が病んでくるじゃないですか？ だから、初めて日本1位になった時に、本当は辞めたかったんですよ」と説明。
「1秒でもやれば1円を積み重ねる感じなので、寝ずにずっとやるんですよ」と当時の生活を振り返った後、1日の配信時間について「連続12時間とか」ほどだった日もあると明かします。
「飯とかトイレとか風呂とかあるじゃないですか？」と質問したひろゆきさんに対して、「それを見せるんですよ。『今ちょっと疲れたんでご飯食べます！』『ちょっとトイレ行ってきます』とか。『そこまで見せてやってるんだから、お金使って応援してやるか』っていう応援の仕方なんですよ」と返した福岡さん。
12時間ずっとカメラに向かって喋っていたことから、「だんだん声が枯れてきます」と正直な体の変化を明かした後、「配信を切って休んでいる間に、良いリスナーさんが大金をライバルに使ったらどうしよう」というライバーならではの悩みに触れ、「全員のお金を全部私が独り占めしてやる」という気持ちで配信していたと語りました。
「お客さんに口説かれることがまずないじゃないですか。接触しないから。ただ、その代わり、頑張っていないとみんなの気持ちが冷めちゃうという部分で大変さはありました」とライブ配信の実態を明かしています。
■福岡みなみ、フリーランスタレントとして活動することを決めた1番の理由とは！？「ちょっと変わったヤツみたいな…」広告の後にも続きます
現在、ライバーを引退した福岡さんは個人事務所を経営する社長兼タレントとして活動を行っています。
ひろゆきさんが「芸能事務所にいたほうがタレント業ってラクだと思うんですけど、どういう理由でフリーランスになったんですか」と質問すると、福岡さんは「単純にお金ですね」と即答。
そこにひろゆきさんは「露出の量で考えたら、しょうもないひな壇をやっている方が露出は増えるじゃないですか？ そういう方が結果として『福岡みなみ見たことある』って人が増えて、会社の商品の売り上げも上がっていくじゃないですか？ どうでもいいような仕事でもバンバンとってくるような事務所の方が結果として売り上げが大きくなるから、割と芸能界の方って事務所を使ってるんじゃないかなって思うんですけど」と、らしさ溢れる言葉遣いで疑問をぶつけます。
福岡さんは「まさにその通りですね。それが多分1番有名になりやすい道なんですけど、そうじゃない方法でやってみる奴がいてもアリなんじゃないかなっていう、ちょっと変わったヤツみたいな感じです」と話しました。
ネット上では、「福岡みなみさん、横顔好きだな」といった声だけでなく、「みんな無理せず健康第一ですよね。目指せ！ご長寿ライバー」とライブ配信全体を気にかけた上での意見や、「何年か前にお見かけしたことある。あの頃は配信で稼げる感じは無かったが、まさか日本一とは」と福岡さんの稼ぎに驚く声などが見られました。
ライブ配信で成功を収めた裏側の過酷さに驚かされると同時に、福岡さんの決意と努力を感じられる内容でしたね。
【番組情報】
じっくり聞いタロウ～スター近況（秘）報告～
https://tver.jp/lp/episodes/ep5dcioqps
（文：横浜あゆむ/編：おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部）
