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宇佐美正パトリック「ワンショットワンキル」と一撃KO再現狙う。因縁の相手キム・ギョンピョと対戦【RIZIN.41】

TOKYO HEADLINE

「RIZIN.41」(4月1日、大阪・丸善インテックアリーナ大阪)の前々日インタビューが3月30日、大阪市内で行われた。

 現在、RIZINで2連勝中の宇佐美正パトリック(Battle-Box)が「ワンショットワンキル」と一撃KO決着を口にした。

 宇佐美は昨年10月のRIZIN初戦では元修斗環太平洋ライト級王者のベテラン・佐々木信治に3RでTKO勝ちを収めると、大晦日には第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアに1Rわずか45秒で戦慄のKO勝ち。今回は第3代HEATライト級王者でROAD FC、修斗、AFCなどさまざまな団体でキャリアを積むキム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)と対戦する。

 2人は昨年6月に行われた「ROAD TO UFCトーナメント」にエントリーされ、勝ち進めば準決勝で対戦する可能性があったのだが、宇佐美は減量失敗により欠場、ギョンピョは1回戦で中国のアシカルバイ・ジンエンスビエクにTKO勝ちを収めるも10月の準決勝ではインドのアンシュル・ジュブリ相手に判定負けを喫した。

 宇佐美は「いろいろな因縁のある相手なので楽しみ」と言いつつも「自分の失敗から、RIZINという違う舞台で戦えるということに感謝しながら、自分のレベルが足りているか足りていないかを試せる試合になるんじゃないかと思っている」とRTUを念頭に置きつつも特に意識はせず。

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 ギョンピョについては「ガッツのあるファイター。簡単には勝たせてくれないと思っている」、試合については「打撃は正直、問題ない。テイクダウンに入ってきて、いろいろな攻防もあると思うが、僕もそれなりにギョンピュ選手よりレベルの高い柔術の選手にも教えてもらったり、攻防の練習もしてきたので自信がある。正直、どの距離でも自分は倒せると思っている。ワンショットワンキルという感じ」などと左フック一発で試合を終わらせたベイノア戦の再現を狙う。

 この柔術の選手というのは8年連続で柔術日本一に輝くイゴール・タナベとのこと。

 また、試合を4日後に控えた28日にツイッターに幼少期に家族と撮った写真をアップしたのだが「オヤジがおって、弟もおって、それがあって今がある。格闘技って個人スポーツと言う人もいるが、僕は団体スポーツだと思っている。支え合ってやっていかないと成長できないと思っているので、ああいう写真を届けました」と語った。

 対するギョンピョは「宇佐美選手はKO率がとても高いパンチのうまい選手と思っている。ただ自分はこれまでいろいろな選手と戦ってきた。宇佐美選手のようにパンチを得意とする選手とも戦ってきた。KOでフィニッシュを決めようと思って、ここまで練習してきた。あれこれ言うよりも試合でそれを実証することが大切だと思っている。自分の得意とする技術としてはグラウンドからのパウンドと思っているのでそれで勝てればいいなと思う。もちろん、それができる状況であればいいが、できない状況もあるかもしれないので、そうじゃない状況の時はその時に対応して、ぜひ勝ちたいと思っている」と勝利への意欲を見せた。

 また「RTUのトーナメントの時は他に誰が出るのかはあまり考えてなく、対戦する選手のことだけを考えていた。それが巡り巡って、今回、宇佐美選手と戦うオファーが来た。もしかしたらRTUで戦っていたかもしれない。宇佐美選手が戦うはずだった選手と自分は戦いましたから。そういうことを考えると宇佐美選手とは戦う運命だったのかもしれない」とも語った。

 現在、RIZINライト級はホベルト・サトシ・ソウザが王座に君臨。ギョンピョも十分ベルトを狙える存在なのだが「ベルトはまだ考えてない。まずは目の前の宇佐美選手のことだけを考えている」と語るにとどめた。

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