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エコノミストの受け売り?「モーニングショー」玉川徹氏が弁護士に一蹴された!

アサ芸Biz

 テレビ朝日の玉川徹氏が3月30日、情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。物価上昇について解説したが、木曜コメンテーターの弁護士・結城東輝氏に一蹴された。

 番組では、依然として続く物価高を特集。4月からは食料品など約5000品目が値上げされる。

 この問題に玉川氏は「アメリカ、イギリスはもっと物価が上がっている。なぜ、アメリカやイギリスは2ケタに近い物価上昇率なのに日本は4%ぐらいなのか、聞いてみたんですよ、エコノミストに」と切り出した。続けて「アメリカで物価が上がっているのは、コロナの間、供給をすごく絞った。需要も落ちていた。しかしコロナが終わった後、生産力が足りないところに需要が増えたので、インフレになっている」と説明した。

 一方、日本について玉川氏は「(欧米ほど)物価が上がらないのは、需要がなかなか伸びないから。それは将来不安があるので、コロナが終わった後でも、お金を使う方向にあまり向かわない」とし、「仮に賃金が上がっても、貯蓄に回す傾向が強まる。すると消費に向かわないからアメリカやイギリスほどの物価上昇にならない。将来不安で消費を控える日本人のメンタリティ、これが、経済が回らないことにつながっている」とコメントした。

 しかし、結城氏は「消費に足るだけの賃金が上がってきているのか、それがすごく重要」と切り出し、「過去25年、30年のデータを見たときに、欧米は物価上昇率を上回る、賃金の上昇率がある。(だから物価の上昇を)消費が追い越していけるが、日本は(物価の上昇率)より賃金(の上昇率)が下回っている。そこに根本的な原因がある」と持論を述べた。

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 視聴者からは「消費よりも貯蓄という日本人のメンタリティの話ではない。結城氏の言うように企業側が賃金を上げてこなかったから」「将来への不安を煽っているのは誰?」「どのエコノミストに聞いたの?貯蓄に回すほど賃金は上がってない」と、玉川氏への痛烈なコメントがネット上に飛び交った。

「結城氏の言うように、物価が高くて消費を控える国民がほとんどだと思います。将来への不安から食料品や日用品を買い控える人など、どれだけいるのでしょうか。この件に関しては結城氏の意見に軍配が上がりましたね。また、玉川氏の意見はエコノミストの〝受け売り〟とも考えられます。専門家に意見を求めたとしても、それを踏まえて自分の考えを述べてほしかったところ」(週刊誌記者)

 これでは、玉川氏の先行きも不安になる!?

(石田英明)

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