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ポーラ美術館「部屋のみる夢ーボナールからティルマンス、現代の作家まで」展覧会公式図録が面白い

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 現在、ポーラ美術館で開催中の企画展「部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで」の展覧会図録が、求龍堂より刊行される。近代から現代までの「部屋」にまつわる多様な表現を一覧する本書は、3月25日(土)よりポーラ美術館ミュージアムショップおよび公式オンラインショップにて先行販売、4月3日(月)より書店および各種ECサイト等にて順次購入可能となる。

(参考:【写真】ステイホームの感覚を反映した現代作家の新作など、撮り下ろしを多数掲載

 古くから芸術家たちの着想源となりさまざまな作品に描かれてきた「部屋」。本展覧会では、19世紀から現代に至るまで、9組の作家による部屋にまつわる表現を取り上げ、この小さな世界のなかで織り成される親密な記憶や夢想のありようをあらためて見つめ直す。

 新収蔵となる草間彌生《ベッド、水玉強迫》や、ヴォルフガング・ティルマンスの写真作品を含む図版や展示風景写真を60ページ以上にわたり掲載。窓や扉をモティーフとした髙田安規子・政子によるインスタレーションや、佐藤翠+守山友一朗が初めて手がけた共作など、本展覧会のための新作の撮り下ろし写真を収録している。

 近現代美術を専門とし、マティスに関する論考も多い関直子(早稲田大学文学学術院教授)による寄稿エッセイをはじめとする専門家によるテキスト、現代の息吹を伝える髙田安規子・政子、佐藤翠+守山友一朗による作家ステートメントも収録。部屋という空間への意識や日常における位置付けが変容しつつある今日の私たちの視点で綴られたテキストで、「部屋」をめぐる多様な表現をひも解いていく。

 
   

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