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侍ジャパン栗山監督の「組織力と観察力」大研究(2)「2番・周東」プランは幻に

アサ芸Biz

栗山監督は選手の観察力にも長けている。宮崎合宿での選手の顔合わせを兼ねた食事会では他の選手が和気あいあいとしているのに、源田壮亮(30)と中野拓夢(26)がお互いに一度もビールをつがなかったことをかなり気に留めていた。実際、1次ラウンド第2戦の韓国戦で右手小指を骨折した源田に代わって、次のチェコ戦に出場した中野が悪送球で先制点を許してしまった。その瞬間、ベンチの源田の表情が‥‥。もっとも、同じポジションを争う代表選手にはよくある話ではありますが」

 その一方、組織を重んじる向きもある。

「先発や打順のオーダーはすべてコーチ任せ。ピッチングでは吉井理人投手コーチ(57)が監督よりも先に佐々木朗希(21)の先発を漏らしていたので誰が監督なのかと思った。また、打線に関しては2番に足の速い周東を起用する腹案を持っていたが、吉村禎章打撃コーチ(59)の推す左の大砲をズラリ並べる重量打線が採用された。組織の中では役割分担を重視するという考え方があるようです」(WBC担当記者)

 名選手、名監督にあらず。専門コーチに全幅の信頼を置くことができるのも栗山采配の肝と言えるだろう。

(つづく)

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