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朝日新聞、講談社「ガーシー」本に厳重抗議 著者は元社員…「取材情報の無断利用」など問題視

J-CASTニュース

朝日新聞社は2023年3月28日、講談社が発行した書籍「悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味」について、「取材情報の無断利用」などがあったとして、著者および講談社に抗議したことを発表した。

著者の伊藤喜之氏は22年8月まで朝日新聞のドバイ支局長を務めていた。退職後は作家として活動している。

著者「正当な理由がある」

3月17日発売の同書は伊藤氏初の単著で、参議院から除名処分となったガーシーこと東谷義和氏に密着した内容。「黒幕とシンパたち、そしてガーシー本人がその本当の狙いと正体を実名で明かす!!」などとしている。

朝日新聞社は28日、「取材情報などの無断利用に抗議しました」とウェブサイトで発表した。

同書について「本社が著作権を有する原稿や退職者による在職中の取材情報の無断利用、誤った認識や臆測に基づく不適切な記述などの問題が認められた」として、伊藤氏および講談社に対し「厳重に抗議するとともに、相応の対応を求める書面を送付しました」とした。

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発表では以下のようにも伝えている。

「退職者が在職時に職務として執筆した記事などの著作物は、就業規則により、新聞などに掲載されたか未掲載かを問わず、本社に著作権が帰属する職務著作物となり、無断利用は認めていません」

さらに「本件書籍の記述には、伊藤氏が在職中に取材した情報が多数含まれます」として、守秘義務違反も指摘。「伊藤氏と講談社に対し、自主的に誠実な対応を取るよう求めています」とした。

一方、著者の伊藤氏は朝日の発表を受け、29日のツイッターで次のように反論している。

「朝日新聞社から抗議を受けました。取材情報の利用には正当な理由があるため、講談社と粛々対応いたします。『誠実な対応』って朝日に私が求めてたものだよ。悲しいね」
 
   

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