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King Gnu、SKY-HI、Adoから喜びの声も到着!J-WAVE「SAISON CARD TOKIO HOT 100 AWARD」音楽賞、授賞式をレポート

music.jpニュース

2020年代にあわせ、新たな賞設定でリニューアルしての実施となった。神奈川・Billboard Live YOKOHAMAにて行われた授賞セレモニーでは、受賞結果の発表とともに、注目のアーティストたちがパフォーマンスを披露した。

ビリー・アイリッシュ、ライブは「会場づくり」も評価

授賞式のMCはクリス・ペプラー。彼の呼び込みで1人目のプレゼンターとしてサッシャが登場し、「BEST PERFORMANCE OF 2022」の発表へ。この賞は、日本で話題となったライブや、ステージパフォーマンスが印象的だった国内・海外アーティスト各1組に贈られるもの。海外アーティスト部門は、昨年8月に東京・有明アリーナにて来日公演を行ったBillie Eilishが受賞した。同公演は、国内での声出しOKライブの先駆けとなったほか、ビリーの意向でヴィーガンメニューを販売したり、マイボトルを持参者のために無料のウォーターサーバーを設置したりといった会場づくりも受賞のポイントとなった。同公演を観に行ったと言ううサッシャも「ライブ、すごかったですよ! ベストライブでした」と絶賛した。

<King Gnu、ライブへの評価に喜び

「BEST PERFORMANCE OF 2022」国内アーティスト部門を受賞したのはKing Gnu。昨年11月に自身初の東京ドーム公演2DAYSをソールドアウトさせ、その公演内容はもちろん、アート作品のような圧巻のセットも含めた演出が受賞のポイントとなった。サッシャが新井和輝(Ba)にトロフィーを授与した際の模様が映像にて届けられ、その中で新井は「King Gnuはライブバンドとして、ライブに重きを置いて活動しておりますので、そこを評価していただいたのはうれしいです」とパフォーマンスへの想いを語る。また受賞のきっかけとなった東京ドーム公演については「めちゃくちゃいいライブでしたね。本当にすごかったです」とその手応えを噛み締め、今年控えている日産スタジアム公演でもスペシャルな内容を用意していると期待を煽った。

ALIがスペシャルライブ「みんなと繋がれる場所」


この日、会場では200人の招待客が授賞式を見守った。そんななか、さらに授賞式を盛り上げるべくALIが登場しスペシャルパフォーマンスを披露した。紹介されるや否や、ホーンセクションを率いて華やかに「仁義なき戦いのテーマ」「Dance You, Matilda」で幕を開けると、「ALI!」の掛け声で観客を引き込み、艶やかな「MELLOW CRUISE」「STAYING IN THE GROOVE」へ繋ぐ。さらには観客のハンドクラップを誘った「LONELY LONELY」、テレビアニメ『呪術廻戦』EDテーマ「LOST IN PARADISE」と、軽快で豊潤なアンサンブルを聴かせた。演奏後にはLEO(Vo)が「ライブが唯一みんなと繋がれる場所なので、大切に思っています」とライブへの想いを口に。さらに、昨今日本を興奮の渦に巻き込んだWBCでの活躍が記憶に新しい大谷翔平選手が「LOST IN PARADISE」を試合の登場曲として使用していたことが話題に上がると、LEOは「一緒の時代に生まれたことに感謝。コロナ禍でライブができない時期に、メジャーリーグの球場では(「LOST IN PARADISE」が)かかり続けたんです。だから僕たちとしては一生、孫の代まで大谷選手を応援しようという気持ちで。背中を観させていただいて、僕たちも音楽をひたすら楽しんでいけたらなと思いました」と愛おしそうに話した。

ALIセットリスト
・仁義なき戦いのテーマ〜Dance You, Matilda
・MELLOW CRUISE〜STAYING IN THE GROOVE
・LONELY LONELY
・LOST IN PARADISE

SKY-HI、「バズを起こした」ことに何を感じる?


J-WAVEで「ETHICAL WAVE」のナビゲーターを務める豊田エリーをプレゼンターに迎えて発表されたのは、インターネットやSNSを中心に話題となり、東京を騒がせたアーティストに贈られる「BEST BUZZ OF 2022」。この賞を受賞したのはSKY-HI。BMSG代表として自ら主宰するオーディション番組にて、BE:FIRSTをはじめとする様々なアーティストを発掘、デビューさせヒットに導いたほか、昨年9月に音楽フェス「BMSG FES’22」を富士急ハイランドコニファーフォレストで開催したことや、人気K-POPアーティストとのコラボなどアジアを視野に入れた活動などが今回の受賞ポイントとなった。彼は「評価していただいたことは大変ありがたいんですが、実感は全くないです(笑)。バズを起こそうと思って作ったものが1つもないっていうところが、バズを起こしたと言っていただけるゆえんなのかなと思います。やりたいことはまだたくさんあるので、これからもやりたいことに忠実にやるということを大切に頑張っていければと思っています」とあいさつした。

J-WAVEディレクターから愛されたVaundy「踊り子」


2022年のTOKIO HOT 100 年間チャートの中から、J-WAVEの番組制作にかかわる全ディレクターが投票し決定される「DIRECTORS’ CHOICE OF 2022」の発表では、先ほどライブを行ったALIのLEO(Vo)がプレゼンターに。J-WAVEディレクターから最も愛された楽曲として、Vaundy「踊り子」の受賞を発表した。「踊り子」は2021年12月12日から2022年1月2日まで4週連続でナンバーワンを獲得。「踊り子」以外にもVaundyは2022年に8曲をチャートに送り込み、そのうち6曲がトップ10にエントリーさせた。会場ではVaundyのライブ映像が流れ、所属事務所・スターダストの担当者がLEOからトロフィーを受け取り、「ミュージックラバーのディレクターのみなさまに、たくさんVaundyの楽曲を愛していただいて、選んでいただけたこと、大変光栄に思います。これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします」とあいさつした。

Chilli Beans. 受賞記念に会場でライブ!

続いては、J-WAVE「SONAR TRAX」に選ばれたアーティストの中から、2023年さらなる活躍が期待される注目のニューアーティストが受賞する「BEST SONAR TRAX OF 2022」の発表へ。プレゼンターとしてJ-WAVE『ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-』のナビゲーターを務める堀田茜が登壇。彼女の口から7月のSONAR TRAXに選出された楽曲「School」が2週連続で最高位2位を記録したChilli Beans.が受賞者だと発表された。堀田の呼び込みで壇上にやってきたChilli Beans.は「本当に本当にうれしく光栄に思います。これもひとえにいつも応援してくださっているみなさん、チームのみんなとか、みんなの力あっての受賞だと思っています。これからも自分たちらしく音楽を続けていけたらと思っているので、引き続き応援よろしくお願いします」と受賞を噛みしめた。またプレゼンターの堀田から3人でうまくやっていく秘訣を尋ねられると、Lily(Gt&Vo)が「3人で相談をたくさんする。ちゃんと話し合うこと」と、その秘訣を明かした。

さらにChilli Beans.は受賞記念のライブも実施。1曲目「rose feat. Vaundy」から、Maika(Ba&Vo)の鳴らすうねったベース、Lily(Gt&Vo)による歪んだギター、たおやかなMoto(Vo)のボーカルがいっぱいに広がり、一瞬にして会場を支配する。続く「アンドロン」では、Motoがスタンドマイクを前にスーツのポケットに手を入れたり体を揺らしたりと、3人はディープな楽曲に身を委ねた。Lilyが「今回は受賞できて本当に本当にうれしいです」と改めて受賞の喜びを口にすると、バンドは最後に「SONAR TRAX」に選ばれた「School」を笑顔で届けた。ライブ後には、あらためてクリス・ペプラーとトーク。「(「BEST SONAR TRAX OF 2022」受賞は)光栄ですが、これからも気負うことなく、自分たちらしく音楽を届け続けていけたらいいなと改めて思いました。制限をつけずにいろんなことに挑戦していけたら楽しそうだなと思っています」と今後のバンドの活動への展望を語った。

Chilli Beans.セットリスト
・rose feat.Vaundy
・アンドロン
・School


2022年の年間チャート1位のAdo「これからもたくさん歌っていきたい」


最後に発表されたのは「BEST SONG OF 2022」。この賞は今年1月2日にオンエアされた番組『J-WAVE NEW YEAR SPECIAL SAISON CARD TOKIO HOT 100 THE ANNUAL COUNT DOWN SLAM JAM 2022』にて発表された2022年の年間チャート1位の楽曲に贈られるもの。チャートの順位はJ-WAVE全番組のオンエア回数に加え、ビルボードJAPANの協力により各音楽ストリーミングサービスのデータ、 ダウンロードデータ、動画再生回数データ、 CD セールスデータ、Twitter のツイート回数データの ポイント計算によって決定される。見事1位を獲得したのは、アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌としても話題を集めたAdo「新時代」。Adoはビデオメッセージにて「大変光栄な限りです。私の歌を、ラジオを通してたくさんの人に知っていただける機会を作っていただけて、本当にうれしいですし、たくさんの方に自分の歌を聴いていただけてるんだと思うとこれからもたくさん歌っていきたいなと思わせてくれます。2023年もたくさんリリースしていきますので楽しみにしていてください」と喜びのコメントを寄せた。

8年ぶりに行われた「TOKIO HOT 100 AWARD」。コロナ禍というエンターテインメントの危機も経て、音楽の聴かれ方や届け方に変化はあれど、アーティストやJ-WAVEスタッフの音楽に対する真摯な姿勢は、どんな時代にも変わらないということを感じさせられる一夜だった。2023年はどのような楽曲が音楽チャートを賑わせ、来年の授賞式にはどんなアーティストが名を連ねるのか。今から楽しみだ。

(取材・文=小林千絵、写真=渡邉和弘)

【オンエア情報】
「SAISON CARD TOKIO HOT 100 AWARD」の模様は、3月26日(日)の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(13:00〜16:54)内で紹介した。4月2日(日)までradikoのタイムフリーで楽しめる。

▼『SAISON CARD TOKIO HOT 100』をradikoで聴く

https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20230326130000



【番組概要】
放送局:J-WAVE(81.3FM)
番組名:SAISON CARD TOKIO HOT 100
放送日時:毎週日曜13:00〜16:54
ナビゲーター:クリス・ペプラー
番組HP:

http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/


番組Twitter:


番組ハッシュタグ:#tokiohot100

【授賞式概要】
タイトル:J-WAVE SAISON CARD TOKIO HOT 100 AWARD
日程:2023年3月24日(金)
開催場所:Billboard Live YOKOHAMA
MC:クリス・ペプラー
主催:J-WAVE
協賛:クレディセゾン
HP:

https://www.j-wave.co.jp/jlc/jme/entry/enquete/tokioaward2023


 
   

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