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元ポルノスターの就職活動 ”職歴”なしだが職を得ようと面接で奮闘 「レッド・ロケット」本編映像

映画スクエア

 2023年4月21日より劇場公開される、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー監督作「レッド・ロケット」から、元ポルノスター・マイキーが街に繰り出し、なんとか職を得ようと苦戦する場面を切り取ったコミカルな本編映像が公開された。

 意気込んで近所のディスカウントショップや飲食店に片っ端から応募するマイキーだが、17年間ロサンゼルスでポルノビデオに出演していた彼の履歴書には、一般的な”職歴”と呼べるものがない。そんな状況でも人当たりの良さと得意のマシンガントークで面接を突破しようと挑んだマイキーだが、採用担当者には通用しない。しびれを切らしたマイキーは「オトナの映画に出てる」と衝撃の暴露。驚く採用担当者を前に、「2000本出演、受賞6回、ノミネート13回だ」と今度は経歴自慢が止まらない。だが、面接は全滅。家に戻ると、妻からはあきれ顔で「生活保護を受けてよ」と言い放たれる。

 「レッド・ロケット」は、「ポルノ界のアカデミー賞を5回逃した」というスターポルノ俳優だったマイキーを描いたヒューマンドラマ。落ちぶれて無一文で故郷のテキサスへ舞い戻ったマイキー。別居中の妻の家に転がり込んだが仕事はない。昔のつてでマリファナを売りながらどうにか生活していたある日、ドーナツ店で働く少女と出会い再起を夢見る。「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」など、アメリカ社会の「声なき声」をすくい上げてきたショーン・ベイカー監督が、利己的でナルシスト、口先だけの男マイキーを主役に、社会の片隅で生きる人々を描き出す。

 主演は、ポルノ出演映像が流出したことで一時は表舞台から姿を消していたこともあるなど、マイキー役とリンクするかのようなスキャンダラスな経歴を持つサイモン・レックス。撮影監督は「WAVES/ウェイブス」のドリュー・ダニエルズ。16ミリフィルムで、テキサスの工業地帯を美しく切り取っている。

【作品情報】
レッド・ロケット
2023年4月21日(金)、ヒューマントラストシネマ渋⾕、シネマート新宿ほか全国順次公開
配給:トランスフォーマー
© 2021 RED ROCKET PRODUCTIONS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
R-18+

 
   

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