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「チャンスをスコアにつなげる」「戦い方の共有」「ゲームコントロール」今夏のW杯を見据え、なでしこ池田監督が掲げる欧州遠征のテーマ

SOCCER DIGEST Web

 日本サッカー協会は3月29日、欧州遠征に臨む日本女子代表のメンバーを発表した。

 今夏に女子ワールドカップを控える、なでしこジャパンは、現地時間の4月7日にポルトガル、同11日にデンマークと対戦。ワールドカップの登録メンバー発表前最後の舞台となる。

 池田太監督は「この時期にやれることを、本当に有意義に思っている。サポートを頂いた方々に感謝を申し上げたい」と述べ、対戦する2か国の分析と、なでしこジャパンの狙いを以下のように明かした。

 ポルトガルについては、「(欧州予選の)プレーオフを勝ち抜いてきて勢いがある。前線の選手がスペースによく走る、アグレッシブなチーム」とし、日本は「相手の圧力に対してどう対応するか。どうボールを動かしてチャンスをしっかりと作っていくか」が鍵だという。

 続くデンマークは、「非常に組織立っている。今までは3バックで戦い、成果を出していて、最近では4バックも試すなど、いろんな取り組みをしている」。その点では、日本と持ち味や状況が似通ったチームだと見る。

「我々と同じように7日に親善試合がある。そういったところを見ながら分析を進めたい」と、本大会を想定して、分析結果を即実行に移す訓練にもなるという。
 
 現時点でチームの課題は、2月の代表活動でアグレッシブな戦いをしながらも2試合で無得点に終わった点で、「チャンスをスコアにつなげていく」のが今後のテーマだ。

 さらに、ワールドカップ本番が迫るなかで、「細かい部分の戦い方の共有、ゲームコントロール」も大事なポイントだという。

 指揮官は、「例えば、ひとり退場者が出た時にどうやっていこうか、(試合の状況によっては)どうやって時計の針を進めていくか、もっと具体的な細かい部分の共有も進めていきたい」と意気込む。

 今回の招集メンバーは。その2月時点から大きな変更はない。実績十分の猶本光と田中美南、前回は途中で負傷離脱となってしまった守屋都弥が復帰した。

 25人を招集したが、本大会の登録枠は23人になる。単純計算で欧州遠征のメンバーから2人が脱落する形となるが、指揮官は「メンバーを決めるまでに(他にも)見てみたい選手もいる。いろんな選手の可能性を含めて、今回のメンバーにこだわっているわけではないが、いろんなことを見ながらトライしていきたい」と、今後のサプライズ招集にも含みを持たせた。

 招集25人のリストは以下のとおり。

GK
1 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)
18 田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
21 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)


DF
2 清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
3 南 萌華(ASローマ/イタリア)
4 熊谷紗希(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
5 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
12 乗松瑠華(大宮アルディージャVENTUS)
19 宝田沙織(リンシェーピングFC/スウェーデン)
22 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)
24 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)
25 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)

MF
6 長野風花(リバプールFC/イングランド)
7 宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)
8 猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)
13 遠藤 純(エンジェル・シティFC/アメリカ)
14 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)
15 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
16 林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
20 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)

FW
9 植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
10 岩渕真奈(トッテナム・ホットスパーFC/イングランド)
11 田中美南(INAC神戸レオネッサ)
17 小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
23 浜野まいか(ハンマルビーIF/スウェーデン)

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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