上司にガツンとしかられた経験もあるでしょう。そのとき、上司はどのような態度であなたをしかっていたか、思い出してみてください。しかり方から人格を見抜けます。
もし、あなたを立たせ自分はどっかりと座ったままでしかっていたら、その上司は地位に溺おぼれ、あなたを仕事仲間と思っていなかった可能性があります。
逆に、あなたを座らせて自分は立って見下ろしながらガミガミいっていた場合、権威主義で上下関係にこだわり、部下の手柄を横取りするタイプだったかもしれません。
もし今、あなたが部下をしかる立場になっていたら、ぜひお互いに椅子に座って向き合ってみてください。こうすることであなたは、自信に満ちているけれど地位や権威に溺れることなく、部下を仕事仲間として大事にし、トラブルが起きたときにもみんなを守る人格者として部下の目に映ります。また、声にも気をつけたいものです。
心理学では、大声でしかる人は「話を聞け!」と強制する反面、その裏に気の小ささが隠れていると考え、ぼそぼそとした小声はしかっている自分に自信がないと考えます。最適な声は低めの落ち着いたトーンです。この声で諭せば、部下の信頼を得られるでしょう。
広告の後にも続きます
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』
『心理学の話』はこんな人におすすめ!・人間関係を円滑に進めたい
・苦手なあの人が何を考えているの知りたい
・好きな人を振り向かせたい etc….
以上の方には「図解 心理学の話」は大変おすすめな本です。
どうして、あの人はこんな行動をするの?どうして、思うままに動いてくれないの?
他人の本音を知りたい。そう思うことはありますよね。それらは心理学で解決できます。
心理学は、人の言動やその奥にある心理の働きを分析する学問です。心理学を知れば、顔や体の動きから相手の本音を読み取れますし、思うままに人を操ることもできます。つまり、気になる相手を振り向かせたり、商談相手にイエスと言わせたりすることも簡単ということ。
このように心理学を使えば、恋愛や仕事など他人とのコミュニケーションを円滑に進めることができるのです。本書は、イラストや図解をもとに、「そもそも心理学とは何か」という基本的なことから、日常生活やビジネス、恋愛など、さまざまなシーンで使えるテクニックをわかりやすく解説する、そんな一冊です!