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F1併催戦に先立ちバルテリ・ボッタスがアデレードへ。2016年式ホールデンでドーナツも披露/RSC

autosport web

 今季もアルファロメオF1のエースとして11年目のシーズンを戦うバルテリ・ボッタスが、3月31日〜4月2日の2023年F1第3戦オーストラリアGPに先立ち一足早くオーストラリアに上陸。そのF1併催戦を控えたRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップの第2戦を前に、かつてのF1開催地でもある有名な市街地トラックで開催された『2023アデレード・モータースポーツ・フェスティバル』に飛び入り参加し、往年の『バサースト1000』優勝車両をドライブした。  1995年までF1を開催した有名なアデレード市街地を訪れた33歳のボッタスは、2016年に伝統のマウントパノラマを制覇したテクノ・オートスポーツ(現プレミエアー・レーシング)製のホールデン・コモドアVFのステアリングを握り、自身初のスーパーカーを満喫する機会を得た。  サウス・オーストラリアの州都であり、今季も最終戦としてシリーズに組み込まれる『ヴァロ・アデレード500』の会場でもある同トラックでは、2018年以来のイベント開催となり、会場では3日間にわたって数々の名車が登場。ヒストリックレーシングカーから最新のマクラーレン・アルトゥーラ、そして昨季までRSCを戦った“Gen2”規定スーパーカーなど多くのモデルが走行した。  F1通算10勝を誇るフィンランド出身ドライバーは、そのホールデン以外にもGr.A仕様のアルファロメオGTVもドライブし、トークイベントにも参加するなど会場内で引っ張りだことなった。  日曜に実施されたデモランは、直前の雨でダンプコンディションとなったものの、北欧仕込みのテクニックを披露したボッタスは華麗なスライドコントロールを披露。低ミュー路の状況を逆手に取ってアデレード・パークランズ・サーキットのショート版でコモドアを振り回し、F1開催時に最終コーナーだった区間ではドーナツターンも決めてみせた。 ■バサースト1000出場に「可能性はゼロだなんて言わないよ」とボッタス  そのボッタスの背後からは、同じく2009年の『バサースト1000』ウイニングカーでもあるポール・モリス・モータースポーツ製のホールデン・コモドアVEで、クレイグ・ラウンズが追走。バサースト“7冠”を誇るシリーズのレジェンドは、1986年にF1を戦ったベネトンB196などもドライブしたのち、現役F1ドライバーとトークセッションを持ち、改めて「ダウンアンダーで戦う可能性」について切り込んだ。 「もちろん、バサースト1000に出場したくないレーシングドライバーなんているかい? 可能性はゼロだなんて決して言わないよ」と応じたボッタス。 「僕もV8スーパーカーを試してみたいとずっと思っていたから、こうしてドライブできる日をワクワクして待っていたんだ。グッドウッドには数回参加したことがあるけれど、このイベントは実際に非常に似ていると思う。モータースポーツや珍しいレーシングカーに情熱を持っている多くの人々がここにいるのを見られて、本当に素晴らしいことだと感じたよ」  自身が育ったフィンランドの環境も引き合いに、南半球で随一のモータースポーツ大国との類似性も指摘した。 「オーストラリアには良いレース文化があり、実際ジュニアフォーミュラにはつねに多くの才能がいる。F1を見るまでもなくここはモータースポーツ大国であり、フィンランドと似ていて関心が高いのは良いことだと思う」と続けたボッタス。  その元オーストラリアGPウイナーは、現在のアルファロメオが週末のアルバートパークでより強力なパフォーマンスを発揮することを期待しており、昨季同様の戦績を手にできるはずだとの抱負も語った。 「クルマにはいくつかの新しい部分があり、メルボルンに向けてアップデートされている。今はミッドフィールドが非常に接近しているから、2台のマシンがトップ10に入るために少しアドバンテージを与えてくれることを願っている。両車のポイント獲得が現実的な目標だね」
 
   

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