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ユニクロ「春の新作」絶対に買い逃してはいけない最高コスパの5アイテム

日刊SPA!

ユニクロ「春の新作」絶対に買い逃してはいけない最高コスパの5アイテム

―[メンズファッションバイヤーMB]―

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第421回目をよろしくお願いします。

 最近、発売されたユニクロ新作の中から、今回はおすすめを5つピックアップ。

 昨年人気を博したあの名作のアップデート版なども登場。完売する前にぜひチェックしてみてください!

◆★ユニクロきっての名作「エアリズムT」の新型が登場!
・エアリズムコットンオーバーサイズクルーネックT(ボーダー・5分袖) 1990円

・エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖) 1990円

 毎年ユニクロが展開する超定番にして名作アイテム「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)」。元は有名デザイナーとのコラボラインである「ユニクロU」での特別企画だったが、あまりにも好評だったため、毎年展開となり、もう3~4年継続して続いている夏の人気Tシャツ。

 年々展開を拡大しており、今や地方の小さいユニクロに足を運んでも大々的に打ち出しており毎シーズン相当数売れているのではないかと推察できます。

 そんな名作に新しく加わったのがボーダー柄バージョンです。

◆遠目には無地に見えるくらい超極細の柄使い

 形や機能性はそのままに極細ピッチのボーダー柄が乗ったもの。ボーダーと言っても遠目には無地に見えるくらい超極細の柄使いになっているのがポイント。夏のユニクロのボーダーTシャツは太ピッチのものが多く、少しカジュアルすぎるきらいがある。

 ショートパンツなどに合わせれば夏休みの小学生に見えること必至です。今回はユニクロにしては珍しく極細ボーダーでシンプルな仕上がり、かなり近くまで寄らないと無地に感じるほどの主張のなさ。

 しかし、ボーダーにすることで無地では表現できなかった独特の淡い色味とほどよい光沢感が実現されました。

◆特殊素材ながら高級Tシャツの風合いを実現

 無地だと少し化学繊維による光沢感が気になりますが、ボーダー柄だと深みのある光沢に見えて高級感マシマシ。ボーダー柄の仕様のせいか、無地よりも生地に少しだけハリが生まれ触り心地もクオリティUP。

 裏側にエアリズムの糸が出るように、表にはコットンの糸が出るように作られた特殊素材はエアリズムながら、高級Tシャツの風合いを実現してくれる優れもの。

 見た目はエアリズムではなく、高級感あるTシャツ、エアリズムのあの肌着感は一切ありません。でも、内側はエアリズムなので接触冷感と通気性の良さは健在。

 このTシャツすでに持ってる人が大半な気がしますが、ボーダー柄はまたちがった良さがありますよ。今年のユニクロ新作、おすすめの一つです。

◆★感動シリーズについにオフカジュアル向けアウターが参戦!
・感動シャツジャケット 5990円

 感動ジャケットシリーズに新たに加わったのがシャツジャケット。今まではテーラードジャケットのデザインしか存在しなかったのですが、昨年セオリーとのコラボで登場したのがこちらシャツタイプ。今回はコラボから昇格(?)し、インラインにて展開。マイナーチェンジはあるものの昨年人気だったコラボモデルと同様に使いやすく仕上がっております。

 家庭用洗濯機で洗えてシワがつきにくく、通気性もよく、軽量で着心地がジャージ並みに楽チンな「感動ジャケット」。ONスタイルだけでなく、OFFシーンもこの超機能的素材を使って快適に、というのがこちらのシャツジャケットタイプ。

 デザインはシャツ襟ですが襟はやや低めに設定されており(通常のカッターシャツなどにある台襟が前側に存在しない)、フォーマル感は少なめ。ボタンのサイズはシャツより一回り大きくなっており、アウター感の強いディティールになっています。

◆オールシーズン対応できる便利なデザイン

 素材は感動ジャケットとほぼ同じものとなっているので薄いですが、ハリ感があり、光沢もあるアウター然とした印象。春や秋の羽織ものとして活躍できるほか、この薄さなら夏物の短パンに合わせてもイケそうです。

 また、シャツ襟がついたデザインで、シルエットもさほどゆったりとしていないため、冬のコートの中に入れることも。オールシーズン対応できるかなり便利なデザインになっています。

 昨今、トレンドを意識したオーバーサイズが多いですが、こちらのシャツジャケットはややコンパクトなシルエットで30代以上の大人のカジュアルを意識しているよう。ビッグシルエットにどうしても抵抗感がある大人などにも受け入れてもらえるでしょう。

 ただ肩幅などは今の雰囲気に合わせて少しリラックスサイズにしているので、昔のようなガチガチに細い時代遅れなシルエットにはなっていないのでご安心を。

 原材料の高騰があり、5990円と少しユニクロのシャツアウターにしては高い印象もありますが、使い勝手のよさと着用シーズンの長さを考えるとまだまだコスパは高そうです。

◆★ジャケットに見える超快適カーディガンが登場!
・スウェットカーディガン(長袖) 3990円

・インディゴスウェットカーディガン(長袖) 3990円

 昨年展開して人気を博していたインディゴ染めのスウェットカーディガン。今年はさらに無地バージョンを展開しています。

 このスウェットカーディガン何気に傑作! 素材は通常のスウェットよりもハリがありシワが少ないイメージ。

 スウェットって着用していくとシワ感が出てくるし、それが古着っぽくて良い時もあるんだけど……反面上手に合わせないとどこか安っぽいチープな印象もしてしまう。

◆ノーカラーのジャケットに見えるくらい上品さ

 このカーディガンはハリと光沢を意識したシワがつきにくいスウェットを採用しているため、黒カラーなどはまるでテーラードジャケットのような印象に。

 インナーにシャツを合わせれば、ノーカラーのジャケットに見えるくらい佇まいが上品で、大人のカジュアルアウターとしておすすめできる。

 その上、作りはカーディガンであり、ジャケットのようにパッドや芯が入っているわけではないので冬にはインナーとしても活用可能。しかも、素材は光沢とハリがあるとはいえスウェットですから、洗濯機でケアもできるし雑な扱いもできる。

◆スウェットなので着心地もよくて快適

 ややリラックスしたサイズ感ですが、袖周りはそこまで太く作っていないのもテーラード感があっていい感じ。細身のスラックスに合わせればデートスタイルに昇格できるし、デニムと合わせればリラックスした「ご近所」にもなる。

 基本はスウェットなので着心地もよく快適で、これは毎年展開してほしいくらいの名作です。

 インディゴ染めのタイプも捨てがたいですが、黒白の無地バージョンはなかなかの出来。春の新作の中でも指折りでおすすめしたいアイテムです。

 以上、ユニクロ春の新作おすすめアイテムでした!

―[メンズファッションバイヤーMB]―



【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
 
   

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